六十話 ページ25
〖冬獅郎side〗
冬獅郎「なぁ…起きろよ!!」
いくら声をかけても、
いくら名前を呼んでも、
鈴は目を覚まさない。
その時、冷たい笑い声が辺りに響いた。
ザン「無駄だよ!」
一護「どーいう意味だ!!」
ザン「いくら力を取り戻そうと、
そいつは記憶のないただの“器”にすぎない。
俺が消したのだからな!」
一護「てめぇ…!」
ザン「くくくっ…
そろそろ、暇つぶしも終わったな」
ザンが斬魄刀を天空に掲げる。
するとそこに虚が集まり、そして
冬獅郎「なっ」
一護「あれは…」
ザン「フハハハハ!
コレガ俺ノ“チカラ”カ!!」
斬魄刀と一体化し、虚かしたザンがそこに居た。
ザン「あとは…鈴の力を奪うのみだ!」
急降下しながら鈴のところへ来る。
俺が盾になろうとした。
が
キィンッ!!
一護「いけ!」
冬獅郎「黒崎!?」
一護「俺がくい止めとく!
早くいけ!!」
冬獅郎「っ…頼む」
俺は瞬歩でその場を離れた。
雨が降り始めた。
俺はそれ気づいて足を止める。
結局、守れなかったのかよ…!
冬獅郎「お願いだから…目を覚ましてくれ……」
鈴を抱きしめる力を強める。
冬獅郎「目ぇ覚ませよ…鈴!!!」
もう、失いたくない。
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氷留痲 - RANAさん» 頑張ってください!!!(笑) (2017年3月21日 22時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 氷留痲さん» 面白いと言っていただき、光栄です。ありがとうございます!頑張ります(^^ゞ (2017年3月20日 23時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
氷留痲 - この作品めっちゃ面白いです!!!!更新頑張ってください!! (2017年3月20日 5時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - ゆーやんさん» 面白いといっていただき、このRANA嬉しさのあまり羽が(((ありがとうございます!! (2017年3月4日 18時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーやん - とても面白かったです、続きも楽しみにしています!! (2017年3月4日 12時) (レス) id: c7cb2bfc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RANA | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?svd=seb
作成日時:2016年9月27日 20時