【BLEACH】黒蝶は何を知る〜弐〜

五十二話 ページ15

俺らが着くと、そこにはすでに全員いた。

そして全員が見上げるその先には


乱菊「鈴…」

鈴「・・・」

ザン「全員、来たな」


アイツとザン。

アイツの瞳は、あの綺麗な水色じゃなく漆黒の瞳に染まっていた。
無表情で俺らを見下ろしている。


総隊長「生きておったか…鬼龍院 ザン」

ザン「よぉ、総隊長。
久しぶりだなぁ」


ﾋﾞﾘｯと、俺らの肌に霊圧が当たる。
とてつもなく大きい。下手すりゃ俺達くらい…いや、それ以上。


ザン「ほぉ、今の隊長がこいつらか」


冷たい目で俺らを見る。
そして鼻で笑った。


ザン「まっ、暇つぶし程度にはなるな。アイツらにとっても、美味しい食い物になるだろうよ」


アイツら…？


食い物…？


すると、ザンの後ろから黒い渦。
俺らはそれをよく知っている。


ｳｫｫｫｫｫﾝｯ!!


全員「「「！！？」」」

砕蜂「虚だと！？」


虚。

それも、大量に。


ザン「俺らの時も虚に殺.されたんだ。文句はねぇだろ…さて









始めるか」


ザンが斬魄刀を抜く。


それと同時に俺らも構える。


ザン「存分に暴れなよ 水龍」









闘いの幕が、開かれた。


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水龍 ‐ｽｲﾘｭｳ‐

始解：存分に暴れなよ 水龍
刃先に龍の姿をした水が現れる。

卍解：後に紹介

能力：すべての水を操る。水流系最強。

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