十話 ページ12
「隊長!起きてくださいよ!!」
…また?
「鈴!飲み行くわよ〜!!」
「ったくお前は、無理をしすぎだ」
誰。
なんで私を知ってるの?
「おい!いくなよ!!!」
「お願いだから…」
やめて…
「お願いだから…」
そんな顔しないで
「いかないでくれ…」
____。
___
______
_________
ガバッ
鈴「ゲホッ、ゲホッ!!」
一護「! おい大丈夫か!?」
鈴「だい、じょ…ゲホッ」
息を整えながら見渡せば、そこは一護の部屋だった。
一護「落ち着いたか?」
鈴「うん、ありがと…」
もらった水を飲みながら答える。
一護「お前、路地裏で倒れてたんだぞ。
何やってたんだよ」
鈴「路地裏?」
何やってたんだっけ。
行ってみたら化け物がいて、それで……!!
私、アイツを倒したんだ。
それで気絶して…
一護「? おい」
鈴「! あんまり、覚えてない」
きっと、化け物と会ったなんていったら、血相変えて肩を揺らしてくるに決まってる←
一護はなんだかんだいって、私の面倒見てくれるし。
迷惑、かけたくない。
一護「ったく。ヘッドフォンちゃんとつけてんのか?」
鈴「まぁ…」
私は、ヘッドフォンをしながら寝てる。
そうしないとあの夢を見てしまうから。
一護「今日はもうおせぇから泊まってけ」
鈴「ん」
一護「あと、さっきからケータイ鳴ってる」
ケータイを渡され見てみると、そこには"浦原"と表示されていた。
…5件も←
鈴「ありがと、ちょっと電話してくる」
外に行って電話をかけると、すぐに出てくれた。
浦原『やっと繋がった。心配したんですよ〜?』
鈴「ごめん。ちょっと調子悪くて気絶した」
浦原『大丈夫なんですか?』
鈴「大丈夫。今日は知り合いのとこ泊まってくから」
浦原『わかりました』
鈴「…あとさ」
浦原「はい?」
…コイツは、知ってる。
鈴「私って、誰なの?」
静かな夜、風が騒がしく吹いていた。
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RANA(プロフ) - 鈍色さん» はい!ハーゲンダッツです!Wいつもコメント、ありがとうございます! (2016年9月24日 14時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
鈍色 - やっぱ面白い!なんでこんなに面白いんだか…あ、ハー○ンって何ですか?ハーゲンダッツ? (2016年9月24日 13時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 鈍色さん» 冬獅郎の背は原作と変わりません=高くないです!夢主の性格が鈍色さんの好みに合って良かったです(´▽`) (2016年9月10日 20時) (レス) id: fd14defa90 (このIDを非表示/違反報告)
鈍色 - …あれ、結局冬獅郎背高いんでしたっけ?このお話ちょう好きです!!夢主の性格がBestmatchです!!! (2016年9月10日 20時) (レス) id: 48e8b6547c (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 鈍色さん» 三十一の存在が消えてました( ˙-˙ )教えてくださってありがとうございます! (2016年9月7日 17時) (レス) id: fd14defa90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RANA | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?svd=seb
作成日時:2016年8月17日 0時