少女登場 ページ13
ゴクン。
寒くなんてないのに、首から汗がたれるのが分かる。
少しの間を置いて、リターは口を開いた。
「ふっふふ、幽霊と化した貴方が辿る運命を、とかちょっとカッコつけてしまいましたが、実はまだ教えられません。」
「は?」
「待たなくてはならない人、がいるのでね。
でも、死亡時刻は貴方と変わらないはずですが・・・。」
(もう、1人、死んだ人がいるって、こと?)
誰か来る気配はない。
ーと、リターが顔を上げ言う。
「ほら、いらっしゃいましたよ。」
僕は辺りを見渡したが、誰もいない。
もう一度よく見る。
すると、僕から2、3mほどのところに少女が横たわっていた。
体の輪郭は、まだはっきりしていなくて、幻の様に見えた。
やがて、 しっかりとした人の姿になると。
目を開け言った。
「おはよう。」
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実那月 潤 - 本名ミナの私が通りますよ。面白かった。 (2017年10月19日 21時) (レス) id: b323bfe99e (このIDを非表示/違反報告)
月読命 - おもしろいです! (2017年10月15日 15時) (レス) id: 3990fcd378 (このIDを非表示/違反報告)
やくも - 工夫があって面白かったです。グッチョブです! (2017年8月21日 16時) (レス) id: 9bd3349ccd (このIDを非表示/違反報告)
みな - ヤッホーみなだよ (2017年8月12日 21時) (レス) id: 66dfbfd147 (このIDを非表示/違反報告)
みな - 面白かったです。更新頑張ってください。 (2017年8月9日 8時) (レス) id: 66dfbfd147 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みる | 作成日時:2017年7月8日 6時