素敵な気持ちの伝え方。[朱桜司]

その#19 ページ22

ハ「じゃあ、私こっちだから。」

「あ、あのまた放課後お邪魔してもいいですか？」

ハ「もちろん、大歓迎だよー♪こっちから迎えに行くね！」

といい、私達は自分のクラスに行った。先輩迎えに来てくれるって言ってたけど、いいのかなぁ。

やっぱり、自分で行った方がいい気がするんだけど…。ま、放課後の事だし後で考えようかな。

取りあえず自分の席につく。

桃「A、おはよう！」

と、ギューと抱きついてくる桃李君。うん、安定の可愛さ。

「おはよう。桃李君♪」

桃「ねぇねぇ、今日一緒にご飯食べようよ！」

「うん、いいよ〜。」

桃「やったぁ☆」

この子は何故動作がいちいち可愛いのだろう。ヤバいよね。

司「Aさん、goodmorningです。」

「あ、おはよう。朱桜君。」

何故か彼は桃李君と戯れている私を見て、少しムッとしている様に見えた。

私、何かしたかなぁ。記憶にないしな…。

本人に直接聞くっていうのもねぇ。

聞けるんだったら、もう聞いてるわ！って感じ。

でも、すぐに笑いかけてくれたからいいのだけれど。

結局、授業はあんまり集中出来なかった。

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