爆弾発言は程々に ページ31
「で?…この1年どこに居たんだ?」
“さっき日本に帰ってきたばかり”っつってただろう?
陣ちゃんの言葉に、あぁ…アメリカに行ってた。と言えばなんかすんごく驚かれた…。
「待って待って…アメリカ???なんで???」
『ハギさん大丈夫?…まぁなぎたんやヒロさんにさっきのマスク作るためだよ…FBIの人で、そういった事が得意な知り合いが居るらしくて、頼み込んで修行してきたの…』
お陰様で分からなかったでしょ?
「いや、まぁ分かるわけねぇわな…」
「…本気でAちゃんの彼氏かと思ったら真逆の諸伏…」
「俺もビビったぞ?」
『そのリアクションが欲しかった…有難う御座います褒め言葉ですな。』
陣ちゃん、ハギさん、伊達さんの反応に御礼を述べれば隣の凪たんが未恐ろしい子とか呟いてるけど知らんよ?
『で、まぁ話はこんなもんですね…』
以上ネタばらし…と笑えば成程なぁ〜と納得する同期一行様。
『じゃ、私と凪たんは女子友で語り合いながらお昼でも準備してくるから、ヒロさん達は久々の同期集合なんだから、少しばかり話しててよ。』
なぎたん行こ!と微笑めばそうね!と分かってくれる…。
親友まじパない…ほんと以心伝心だね。
席を外して応接室の扉を閉める時だった…
「ねぇAちゃん、君の同期は知ってるの?」
警察辞めたって…
迷った様に告げるハギさんの言葉に、私は何時かの“帰り道”を思い出す様に…言葉を選んだ。
『私の同期は、最初から知ってますよ?』
私が警察を辞めちゃうの。
「…懐かしいわね。」
『だね…なぎたん。』
「『50/50の関係。』」
昔から話していたのだ。
『警察官になるけど私は探偵になりたいから辞めちゃうよ?って、でもその分…探偵として警察官の助けをしたい…そういう探偵になりたい。』
昔からずっと言ってる。
『だから青や白は分かってますね。』
なんせ、昔から宣言してる訳だし…ねぇ?と凪たんに話を振れば…
「警察学校時代の首席様の考えは分からないわぁ〜…」
『なぎたん次席の癖によくいうわ〜…』
それに、爆処ツートップは親友同士だし…
『青は私が公安にいるって知ってそうですけどね…』
「え、なんで?」
『あー…それが、青って私の従兄弟らしい…』
「「「はぁ?」」」
めっちゃ驚いてる爆処二人となぎたんすまん…
『私も最近知ったのよ…』
思わず目線を外していいましたよね…ごめん。
375人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
瑠衣(プロフ) - とても面白くて大好きです!これからも頑張ってください! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2019年11月15日 16時