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秘密を共有しましょ? ページ29

『まぁ、まだ越してきたばかりで…私なんてさっき日本に帰ってきたから全然荷物片付けてないんだけどね…』

「でも挨拶周りは急いででたくせに…」

『ごめんって凪たん…!だって気になっちゃったんだもん!』

「だもんは辞めたんじゃなかった?」

『はわ…言ってる側から使っちまったぜJesus…!』

「話が進まないだろ…。」

『えぇ…???』

真逆のヒロさんの突っ込み???辛すぎるッ

『うちの事務員二人が優秀過ぎて社長やめたひ…』

「「いやいや、まだ開業してないし…」」

なんだよ公安二人してさぁッッッあ、私も公安だったな…

「で?俺等三人をここに呼んだ理由…あるんだろ?」

『あります…』

陣ちゃんの言葉にとりあえず三人を応接室のソファーに案内し、凪たんに頼んで生姜茶を淹れてもらう…

勿論六人分。

めっちゃ話すもんだって…

応接室は二重扉の厳重性重視…勿論冷暖房完備である。

ソファーをテーブルを挟んで二つ、三人掛けなので六人全員座れますハイ

『ちょっと陣ちゃんは向こう…ここはなぎたんの席!』

「は?んな硬いこと言うなよ『ありますシバくぞ』…チッ」

舌打ちしたいのはこっちなんだけどな…!!

「まぁまぁ、風見さん…落ち着けな?」

『すみません伊達さん。あ、凪たんお茶ありがとう…』

「いいのいいの、で?六人分用意したのって?」

『バラします。』

「「早くない?/だよなぁ…」」

呆れるヒロさんに私多分遠い目してるわ…

『で…伊達さんは全然理解に苦しむかもなんで、ざっくり話しますね?』

私が元は6年前の爆弾事件の被害者で…ハギさんと出会ったり、それが切っ掛けで刑事になった話や私の当時高校時代の友人達が其の儘警察学校の同期だとかそこ迄…

「なんだ白木や青春は君の同期か…」

『えぇ、そうなります…』

で、ここから本題なんですけど…

『緋色さん木色ちゃん…マスク脱いでいいよ。』

そう告げれば、ヒロさんとなぎたんの“元の顔”が出てくるわけで…

「「「諸伏!!?」」」

「ははは〜…驚いたか?」

『私の特殊メイク、完璧…!』

「だなぁ…ここまで欺けるとは…」

『これからヒロさん一人で出来るように教えるから、そこんとこ宜しくね?』

「あぁ…助かるよA…」

「「いや待て!!/いや待って???」」

そこ二人の関係どうなってんだ!?

ってなんだよ爆処2人…いや、うん…

『順を追って話すから落ち着いてよ先輩達…』





にしてもドッキリ見たいよね…?

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瑠衣(プロフ) - とても面白くて大好きです!これからも頑張ってください! (2020年4月16日 20時) (レス) id: 44c29d146e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:喜怒哀楽は見切り発車 | 作成日時:2019年11月15日 16時

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