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EP63 ページ14

黒『ありがとうございます

なぜAはこんなにも帰宅が早いんですか?』

貴「あーさっき話したのはこの事か

大我から連絡貰ったんだよ

テツ君が倒れたって」

黒「!!?」

火神君に視線を向けると

火「そりゃ…家族だろ?連絡しただけだ」

プイっと横を向く火神君をジーッと見つめました

Aの楽しみを奪いたくなかったのに

1番連絡して欲しくない人でしたよ

落ち込んではいられません

黒『そうでしたか

すみません…デートの邪魔をして…』

貴「邪魔なんかじゃないよっ!

征君には分かって貰えたしそれに…

大我から連絡貰った時…すごく…心配した

帰らなきゃ!真っ先に頭に浮かんだのがそれだったの

だから急いで帰ってきて良かったし

テツ君が目覚めてくれてホッとした」

!!涙腺が緩みましたが…留めました

変な喋り方ですが…

黒「…ありひゃごぉじゃいまふ」

貴「どういたしましてニコ」

火「おかゆ食べるか?Aが作ったぞ」

黙って頷くと

貴「私が持ってくるね

大我はみんなとスカウティングしてて」

火「おう」

Aが居なくなると急いでメモに書き

火神君に渡しました

火「?」

黒『お節介ですね

けど…ありがとうございます

Aを呼んでくれて

ボクは彼女の【特別】じゃなくていい

けれど誠凛にいる間は彼女の隣はボクです

そこだけは赤司君にも譲れません

譲る時は…Aのウエディングアイルを

ボクが共に歩んだその先です』

火「!!?Wedding Aisle!?

(コイツ!そんな先の事まで考えてたのか!?)」

日「ん?火神なんか言ったか?」

小金「ウェディングなんちゃら?」

火「な、何でもないっす!」

ボクは口元に指を持ってきて

しーっと合図しました

黙って頷いてくれたので分かってくれたみたいです

ボクは今日より覚悟が決まりました

キミの【特別】ではないボクですが

誠凛にいる間はキミの隣は渡しません

誰が来ようとも

赤司君には赤い絨毯の上でしっかり手渡します

父さんには譲りません

あの赤い絨毯をキミと歩くのはボクです

それまであと2年…

ボクの隣に居て下さい

キミとボク…明日も明後日も…

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あーちゃん - すごく面白かったです!頑張ってください (11月23日 7時) (レス) @page14 id: 332a7826dd (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり(プロフ) - 続き気になります (2023年4月24日 21時) (レス) id: a64b7436ba (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mipon | 作成日時:2022年6月20日 22時

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