ボクとキミ2

EP62 ページ13

……

リ「あら汗？黒子君？演技し過ぎよ汗

ほら起きて！」

火「…気失ってる汗」

全「えぇー汗！」

伊「日向が食ってみろなんて言うからだぞ汗」

日「バカっ！食わねーと大変な事になってたぞ汗！」

降「既に大変な事になってますね汗」

リ「またやっちゃった涙

ごめんね黒子君泣」

河「と、とにかく横にさせておきましょう」

火「…オレ連絡してくるわ」

福「おいっ火神！どこへ！？…行っちゃった」

日「と、とりあえず！カントクはそのチョコ封印…してくれ汗」

リ「そうね泣

流行りの刺激あるスパイスチョコに

ビタミン剤やプロテインを潰して混ぜたけど

何が原因なのかしらブツブツ…」

全「(全部だよ汗！)」

……

あ…いつの間にか…寝てた…んですね

…あれ？どこでしょう？ここは？

家ではない天井ですね

けど見た事あるよう…な

パチパチと目を開け起き上がると

貴「テツ君！」

！！驚きました！Aが隣に居るなんて

え？ボクは夜まで寝てた…んですか？！

日「おっ！黒子っ！無事起きたな！

ハァ…良かったわ…」

降「ここ火神の部屋」

ああ言われてみれば火神君のお家です

窓から見える景色は…日がまだ昇ってます

何時でしょう？

火「メシ食うか？…ってもう14時過ぎだけどよ」

14時！？練習が終わったのは11:30

その後火神君の家で新人戦の

スカウティングをする予定でしたから

火神君の家に居るのは納得出来ます

けれど…なぜAがこんなにも早く帰って来てるのでしょう？

予定では夕方か夜と聞いていました

赤司君の貴重な日曜オフでデートを楽しみにしてました

喧嘩でもしたんでしょうか？

…いやそれは有り得ません

本人に聞くのが1番ですね

黒「Aなじぇきょんにゃにひゃいんでしゅか？」

！！声に出してみて驚きました

言葉がしっかり出てきません！

貴「あ！テツ君！今唇腫れてるから喋りにくいと思うよ

いつもの唇の倍以上あるから

まさしくたらこ唇！」

鞄から鏡を取り出しボクに渡して来ました

！！？

たらこ唇です！こんな風になったのは初めてです！

カントクのチョコのせいでしょうか？

貴「聞いて驚いたよ！

カントクったらチョコにハバネロたーくさん入れたんだって汗」

リ「反省してます汗」

だから辛くて痛かったんですね

貴「何か話したかったら筆談はどう？」

こういう気遣い助かります

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