深紅の君に…10

Happy Birth Day 1 ページ26

16歳の誕生日が来週に控えてる朝

黒父「…おはよ…う|||」

貴「おはようどうしたの？」

黒「明らかに落ち込んでますね」

黒父「実は…来週…出張が入ってしまって…

2人の誕生会が…出来ないんだ」

黒母「昨日遅くに決まってね

2人には悪いんだけど再来週に延期していい？」

貴「もちろんニコ

みんなでお祝いして欲しい」

黒「ボクもです」

黒父「2人とも泣

食べたい物があれば買ってくるから

何でもいいなさい」

朝食を和やかに食べ終え2人で登校した

貴「初めて延期になったね誕生会」

黒「そうですね

父さんがあんなに落ち込んだ姿初めて見ました」

貴「ホントだね笑

あー16歳になるんだね私達」

黒「そうですね」

2人で透き通った水色の空を眺めた

〜部活の帰り道ー

火「そーいやオマエらさ31日って空いてるか？」

黒「31日？はい空いてますけど」

貴「うん特に予定は」

火「良かった！実はさ…」

　♪"〜

黒「すみません…はい黒子です

こんにちは桃井さん

31日？はい空いてますけど

…本当ですか！？はい！楽しみにしています」

貴「さつきどうしたの？」

火「なんかあんのか！？」

黒「元帝光中のメンバーで集まって

みんなでストバスをしようって誘われました

もちろんAも一緒にと」

火「マジかよ！スゲーな…

あ…けどそれ31日なんだよな？どうっすかな…」

貴「そういえば大我もさっき31日って」

火「あーいや…実は俺達もさ…その日ちょっと企画してたんだよ」

黒「何をですか？」

火「オマエらの誕生会

1年みんなで集まってパァーっとさ」

黒・貴「ホントですか/ホントに！？」

黒「あ…でもどうしましょう…

もうあっちも受けてしまいました」

火「行ってこいよせっかくだし

こっちは夕方からでもいいからさ」

黒「はいありがとうございます

とっても嬉しいです」

貴「ね♪お父さんが出張である意味良かったかも」

火「んだよ恒例の誕生会はねぇのか？」

黒「父さんが出張入ってしまったんです」

貴「朝から落ち込んでたんだよね」

火「へぇーそうだったのか

まっ！アイツらとのストバス楽しんで来いよ

Aもシュート決めてこいなニカ」

貴「うん！頑張る！」

〜誕生日〜

黒・貴「いってきまーす」

黒「赤司君も来れるみたいですね」

貴「うん♪絶対参加するって言ってくれたんだ」

彼にまた会えるのが嬉しくて早く目覚めてしまった

黒「嬉しそうですね

ボクも嬉しくなります」

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