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赤司48 ページ50

赤「…少し調子にのりすぎだぞ 敦

あまり僕を怒らせるな

僕に逆らう奴は親でも許さない」

ああ…やっと僕だ

僕が出てこられた

バスケもしたかった思い切り

1on1は僕が勝利した

紫原は気に入らない結果に上がろうとした

敦の考えも一理ある

いや効率がいい

正直練習なんてしなくても僕達は勝てる

いや勝つに決まってる

赤「試合にさえ勝てば敦の好きなようにすればいい

真太郎、涼太についても同様だ

試合で勝てばそれ以外は不問にする」

黄・緑「!!」

赤「今ので分かったよ

僕達のレベルでは最早無理に足並みを揃えようと

する方が無駄だ

寧ろ合わせない方が効率がいい」

部員「そんな…!それじゃもうチームプレイをするな

って言ってるようにしか…」

赤「その通りだ

勝つ為には選手が最大の力を発揮できる

形を目指すのが当然だ

僕達にとってチームプレイは邪魔なものでしかない

そう言ったんだ

僕はテツヤを待つ

他は解散して構わない」

テツヤにも僕の考えに納得して貰わないとだな

これから先テツヤが必要になるか分からないがな

走ってくる足音が聞こえる

これは彼女だ

僕の目でやっと彼女が見れる

体育館に入ってきた彼女の髪は濡れていた

雨が降り出した時に外に出ていたようだ

…なるほど大輝を追いかけたんだね

それで?話して解決した?

監督と話?何のために?

話しても無駄だよ

才能を開花した大輝は止められない

それは僕も同じだ

敦とも会ったのか

それなら話が早い

僕は監督と同意見さ

説明すると彼女の表情はみるみる変わった

僕は赤司征十郎さ

前とは違うけどね

アイツは奥に引っ込ませた

僕はずっと…ずっと君を視ていた

君に触れたくて堪らなかった

やっと僕自身が触れられる

この瞬間を夢見てたんだ

濡れた髪に愛を込めてキスを落とした

動揺しているようだね?けど僕を見て?

僕の瞳と君の瞳が重なった

全身に幸福が流れ込んだ

やっと…僕のモノになったんだね

アイツではないが僕は赤司征十郎のままさ

君を愛する気持ちはアイツよりも強い

それをこれから証明していくから安心してくれ

そういえば…今夜だったね展覧会

時間を作りたいが確約は出来ない

家の者に購入を頼も…

…やけに畏まった話し方をするね

今までどおりにしない?なぜ?

アイツを見つめるように僕に対しても…

愛を注ぐべきだ!いや君はしないといけない!

君は僕のモノなんだから!

僕の愛に応えなければ…許さない…絶対にだ

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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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