赤司38 ページ40
もっと親密な呼び方をしてくれると嬉しい
彼女に他の女子の話はしたくなかったが
事情を話すと分かってくれた
考える…か
じゃあ放課後までにニコ
延ばされたくない
今日考えて呼んで欲しい
2人きりのこの場所で
休息日の事を話すと彼女だけで作業すると
言い出してきた
違うんだ!君と…一緒に居たい
格好が悪いが…作業は口実…なんだ
真っ赤になった彼女がより愛おしい
我慢が出来ず握っていた手の甲にキスを落とした
あのキスをしてから欲望が溢れる//
放課後が待ち遠しかった
柄にもなくベタ惚れのようだ
先に生徒会室へ行き作業の準備を進めた
さっきのテーブルよりこちらの方が作業しやすい
それに…こちらの方が死角になる
またあのキスをしたくなった時…しやすい
トントン
彼女が来たようだ
扉を開けると昼休みよりも緊張してる
呼び方がプレッシャーになってしまったようだ
彼女を招き入れソッと内鍵を閉めた
外から開ける事は不可能だ
鍵は俺が持っている
まずは仕事を片付けるとしようか
彼女が綴じた物を俺がチェックする
流れ作業を2人で淡々とこなす
時たま視線を感じるが気付かないふりをした
手伝ってくれたおかげで資料も残り僅かだ
だいぶ早く終わりそうだ
そろそろ切り出そう…考えた?
目を大きく開き動揺してるのがわかる
考えつかなかった…か
貴「か、考えたよ//!
たくさん…候補出して心の中で呼んでみたけど
やっぱ…無難なのが1番しっくり来て…」
それじゃあ呼んで?
貴「…征…君//」
胸に突き刺さった//また照れてる姿にグッときた
ああ…もう一度呼んで欲しい…呼んでくれ
貴「征君…//」
欲望が全身を駆け巡った
手を握り顔を近づけキスをした
もっと…もっと…もっとしたい…
君の事が好きなんだ
愛おし過ぎて…苦しくなる
それが伝わってほしくて堪らない
開いた口の隙間から舌を入れ絡め取る
嫌がられる事なく返してくれた
また彼女から呼ばれたい…
呼んでくれるか?
潤んだ瞳がより魅力さを増していた
いろんな所にキスしたい
君は…俺のだと証をつけたい
首筋にキスすると反応があり
それがまた愛おしさを増した
もっとAの声…聴かせてくれ
俺しか聴けないその声を
性感帯と呼ばれる箇所にキスを落とす
その全てに反応があり満たされる
…止まらない…いや止められない
君の全てが…欲しい…
誰かが入ってくる事はないよ
このソファーの角度も死角だから大丈夫
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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時