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赤司30 ページ32

赤司side

俺もゆっくり話がしたいが仕事がある

緑「赤司。ちょっといいか?」

赤「ああ。だが先にコレを運ばなければいけない

歩きながらでいいか?」

緑「構わないのだよ」

緑間と体育館を出て荷物を運んだ

緑「黒子と黄瀬の2軍同伴の結果は思った通りだったようだな」

赤「ああその事か」

緑「まぁあそこまでアッサリと黄瀬が認めるとは

拍子抜けと言うか逆に不安もあるが…」

赤「ん?なんだ緑間はまだ黒子の事認めていないのか?」

緑「…フンまさかとっくに認めているのだよ

俺も紫原もそして先輩達も」

赤「ならいいじゃないか

黄瀬はそれが少し早かっただけだ

あれぐらい分かりやすくてもいい」

緑「…だが気になる事があるのだよ

今回の件でお前が言った言葉

2つ目は分かった…が1つ目は…

黄瀬のポジションはアイツと被っているのだよ」

赤「…灰崎か

そういえば今日も…」

緑「サボりなのだよあのバカは

だが残念ながら実力はある

その上今チームのSFは層が薄い

腹立たしいが奴がスタメンで黄瀬がその控えになるのではないか?や

赤「…いや少し違うな」

緑「?」

赤『僕が真太郎と話そう』

…ああそうしてくれ

赤「まずスタメンはすぐに涼太になる

それも全中の予選の前には涼太のポテンシャルと成長速度は

アイツの比ではない

さらに控えは虹村さんがコンバートされる

そうなればもはやSFは層が薄いどころか

最も厚いポジションと言ってもいい

アイツの素行の悪さは最近特に目に余る

つい先日も他校の生徒と喧嘩をしたそうだ

これ以上は部にとってデメリットばかりしかない

もう…用済みだ退部を勧めよう」

緑「…ゾク」

赤『やっとアイツをお払い箱に出来るな

涼太にはその素質がある』

ああその為には黒子にしっかり教育係を全うして貰う

次の日思わぬ人物が会いにきた

黒「おはようございます赤司君」

赤「!!…黒子。おはよう」

朝から不意に現れる彼に驚かないはずがない

黒「あの…少しいいですか?」

赤「ああ」

廊下へ出て窓から顔を出して話した

その方がお互いの会話が聞きやすい

黒「あの…昨日は部活中すみませんでした

影に徹しなければいけないのに…感情が表に出てしまって…」

赤「…厳しい事を言うが試合で感情を出してしまえば

君は機能しなくなる

練習も積み重ねだ」

黒「はい!今日は赤司君にパス出します」

赤「…ああ頼むよ」

黒「これからもよろしくお願いします」

彼女同様綺麗な一礼をして去った

赤司31→←赤司29



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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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