検索窓
今日:4 hit、昨日:7 hit、合計:34,410 hit

赤司22 ページ24

赤司side

彼女はブレスレットを愛おしげに撫で

頬を赤らめながらお礼を言った

釣られて俺まで頬が赤くなってしまった//

彼女といると気が緩んでしまう//

彼女に気取られたくなく別れの挨拶をして

その場を去った

一呼吸つき彼女の笑顔を思い返した

贈り物を喜んで貰えて良かった

今夜はちょうど上弦の月で光が俺を優しく包んでる

そんな気持ちで家路に着く

〜ある部活日〜

黒「…え?ボクまだユニフォーム貰えてなかったんですか?」

青峰が彼に思いきり突っ込んだ

黒「あいたっ」

赤「そうかすまない

黒子には伝えてなかったね

この前の交流戦は敢えて1年だけで戦うのが

目的だったから着れたんだよ」

青「オレらだって入ってそんなすぐ貰ってねーよ汗

テツって何気にいい性格してるよな汗

とは言え実力は見せる事は出来たし

結果コーチから何も言われなかった

とりあえず1軍として認められたと思っていい」

虹村さんの掛け声で練習が始まったが

彼はシュートを外した

スリーメンを一緒にやってる緑間や紫原は

黒子に文句を言っている

モメたりはするが…みんなと前より話すようになった

仲間との日々が作られている気がしたのは

この頃からだった

2年に進級し彼女とはクラスも違った

彼女はまた紫原と一緒か

胸がザワつく…モヤモヤと黒い霧が渦巻く

赤『また自慢してくるだろうな

いつか釘を刺さないといけないんじゃないか?』

…いやそんな事をしたら彼女が悲しむ

それに…俺は彼女の特別じゃない

赤『早く手を打て』

分かっている…その内だ

新学期で部活は休みだが副主将の仕事がある

家に帰らない分時間潰しが出来てありがたい

彼女と会った

俺と目を合わせた彼女は顔を赤く染めた

彼女を見るのは久しぶりで嬉しかった

体育館に向かう途中のようだ

青峰と黒子の所に行くのか?

俺も?誘いは嬉しいが仕事があるんだ

また参加させて貰うよ

それとバスケ好きな2人に休息日だから

程々にしろと伝えてくれ

彼女と別れたが振り返り彼女を見送った

後ろ姿さえも愛おしい

…今すぐに追いかけて抱きしめたい程に…

…ふっ。俺もそろそろ限界かもな

彼女に伝える機会があれば伝えたい

〜数日後〜

虹「明日2軍からオマエらと同じ2年が上がってくる

そいつバスケ始めてまだ2週間だってよ」

赤「2週間…なかなかのスピードですね」

虹「何でも人のプレイ見れば真似出来ちまうみてーだぜ?

アイツと似てるな」

赤「灰崎…ですね」

赤司23→←赤司21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
380人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。