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赤司44 ページ46

全中後すぐに新学期になり始業式で表彰された

Aも呼ばれ並んだのが久々の再会だった

次の日は珍しく朝練がなかったがコーチに呼び出され

朝練と同じ時間に登校した

職員室へ行ったがコーチはまだ来ていなく

時間潰しに体育館へ入った

そこには…彼が居た

1人頬をつねる彼に声をかけると驚いて振り返った

優勝とこの1年を振り返っていたのか

ふっ…君達は全く同じ事を言うんだね

俺は何もしてないよ

確かにあの時可能性を感じて声をかけたが

そこから這い上がってきたのは黒子自身の力だ

しかもその力あってこその今年の優勝だ

礼ならば俺が君達に言いたいぐらいだよ

それとほっとするのはまだ早い

俺達にはもう1年あるからね

黒子と話していると血相を変えた桃井が入ってきた

…桃井の言葉に…呆然とした

赤「コーチはどこに!?」

桃「職員室に」

2人を残し急いで職員室へ走った

 ガラッ

赤「失礼します」

言葉と同時に扉を開けた

真「呼び出して…すまない赤司」

コーチは項垂れて座っていた

赤「遅れてしまい申し訳ありません

桃井が呼びに来てくれて…聞きました」

真「ああ…監督が昨夜倒れられた

お前には話していた持病が悪化した」

赤「…命の方は…?」

真「別状はない…があのお方は監督を…

退かなければいけない」

赤「!!」

真「今後は私がコーチ兼任監督として付く

皆には今日の部活時に話す

先にキャプテンのお前に伝えておく」

赤「…分かりました」

真「こんな姿を見せてすまない

まだ動揺している…あのお方が…」

コーチは監督をとても尊敬していたせいで

ショックが大きいようだ

厳しいが周りをしっかりと見ている人

正直コーチに監督の代わりは務められないだろう

俺が…もっとキャプテンとして…部を引っ張らなければ

帝光キャプテンとして…彼らのキャプテンとして…

赤「虹村さん達には伝えましたか?」

真「いやまだだ」

赤「俺から伝えておきます

因みに入院先を教えていただけますか?

3年生達がお見舞いに行くかもしれません」

真「そうだな…○○病院だ」

赤「分かりました

コーチは監督の引き継ぎをお願いします」

落ち込む前にやるべき事をやらなければ

キャプテンとして立ち止まってはいけない

赤「虹村さん」

まばらだった生徒が登校していて

案の定虹村さんもいた

虹「何だよ赤司

もう俺らは引退したんだからココに来る必要はねーぞ?」

赤「お知らせしたい事があります

…いいですか?」

赤司45→←赤司43



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ゆい(プロフ) - はい! (2021年8月16日 20時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)
mipon(プロフ) - ゆいさん» いつもコメントありがとうございます!赤司君ストーリーが始まりましたが…まだまだ長くなりそうです。引き続きご愛読よろしくお願いします。 (2021年8月16日 12時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 続編ですね!おめでとうございます!これからも応援してます! (2021年8月16日 0時) (レス) id: f916b30595 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ochapy | 作成日時:2021年8月8日 21時

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