深紅の君に…4

EP147 ページ10

黒「フッ笑」

貴「テツ君？」

黒「すみません火神君、A

実は今ボクやった！

…って思っちゃいました」

貴「！！…そうだよねニコ」

火「ハッ笑何言ってんだバカ

みんな思うに決まってんだろ

ハナから楽に勝てるなんてサラサラ思ってねぇよ

勝ち進めば遅かれ早かれやることになるんだ

借りは早く返すにこしたことねぇぜ！」

貴「夏のリベンジさせて貰います」

青「…ハッ。いいぜ受けてやる」

青峰君は立ち去ろうとした

青「それとA

オマエ顔赤いぞ

テツと同じでのぼせたんだろ

火神が買ってきたスポドリでも飲んどけ」

貴「あー…うん」

変なところ気がつくんだよねこの人…

青「あとなオレも夏の借りをアイツに返す

そしたらオレんとこ来い

待ってる」

それだけ言い残して彼は去った

火「最後のアレなんだ？」

黒「それよりAものぼせたんですか？」

貴「少しね」

黒「早く言って下さい！

ボクはもういいので座ってスポドリ飲んで下さい！」

火「そうだな！ホラ飲めよ！

オマエが倒れたらみんな心配すんぞ！」

貴「ありがとう」

渡されたスポドリは冷たく身体中巡った

火「なぁ？アイツって誰だ？」

貴「……」

黒「Aのぼせて疲れましたよね？

ジャージはあとで取りに行くので部屋に戻って下さい」

火「あ？つーかなんで暑いのにジャージ着てんだ？」

黒「いろいろと事情があるんです

Aあとで部屋に行きますね」

部屋に戻りしっかりと浴衣を着直した

気を引き締めるように

カントクが戻ってきてさつきに会った事を教えてくれた

さつきから初戦の相手だと聞いたようだ

リ「明日からハードに行くわよ

近くの体育館借りてきたから」

貴「え？学校に戻るんじゃないんですか？」

リ「明日明後日は祝日と開校記念日で連休よ

それにある人が臨時のトレーナーになってくれるから♪」

ある人？誰だろ？

　トントン

リ「はーい」

貴「あ！きっとテツ君です！」

扉を開けるとテツ君と大我も居た

貴「テツ君ありがとう！」

黒「いえニコ

浴衣似合ってますよ//

可愛いです♡」

貴「ふふ♪ありがとう♪」

黒「ボクはこれで

火神君はカントクに話があるみたいなので」

貴「そうなの？」

火「ああ」

話ってなんだろ？私が居てもいいのかな？

リ「なに話って？」

火「あのしばらく練習出れないっす」

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