EP178 ページ41
貴「【点が取れたら】…か」
…取る！
テツ君のシュートもまもなく完成する
私達は勝ち上がるんだ
〜VS陽泉高校〜
試合当日は寒いが空は晴れ上がっている
最後の微調整をしにストバスコートで
１０本中７本シュートが入った
青「これならまー実践でもなんとか使えんだろ」
桃「スゴーイテツ君♡」
黒「いたいです桃井さん」
貴「練習の成果だね♪」
桃「けど…こんな短期間でいったいどうやったの？」
青「別に大した事はしてねーよ
中学の時は必要なかったから考えなかったし
気付かなかったけど
テツのシュートの下手さはパスに特化した
スタイルの副作用みてーなもんだったんだ
…まぁ元からセンスはねぇんだけど」
黒「え」
貴「わ、私よりはあるよ！汗」
青「ハァ呆
とにかくその副作用をなくせば
人並みには入るようにすぐに戻る
これでミスディレクションを組み合わせれば
十分武器になんだろ
(ただ一つ…気になるのは
テツの今のスタイルを教えたのは赤司だ
アイツはこの事に気付かなかったのか…？
それとも…わざと…？)」
黒「青峰君
ありがとうございました」
青「バァカなに礼なんか言ってんだよ
あんまりヘボイから見てらんなかっただけだろーが
…紫原は強えーぞ
アイツから点取るのはオレでも至難のワザだ
それに…(本当に礼を言いたいのはオレの方…)」
黒「なんですか？」
青「〜ーっ！なんでもねぇよ
じゃあな！オレはもう行くぜ！
次に会うのは敵としてだ
…負けんじゃねーぞテツ
そんで…赤司の思い通りにさせんな」
黒「はい！」
〜〜
リ「分かってると思うけど今日の相手は
桐皇と同じかそれ以上…生半可な手は通用しないわ
スタメンは最大火力の5人！
全開スタートでいくわよ！」
現れた陽泉高校は…とても大きく
まさに…【絶対防御】
試合が…始まる
！！た、高い！木吉さんでも取れ…ない
ピー！
…え？ホイッスル？
審判「ジャンパーヴァイオレーション！
白9番！誠凛ボール！」
充分な高さだったはず
それに触れるなんて
帝光の時よりもっと大きくなってる
けど…これなら！
スピード勝負！超高速パスワークで隙をつく
キャプテンがフリー！先制点！…
バチンッ！
紫原君のブロックは高く弾き返された
小金「あ、あぶねー！ナイス伊月！」
リ「生半可なDFじゃないわね…
なら…もっと速ければどう？」
貴「練習してきた横のロングパスですね」
それも彼が得意なヤツ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 234人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mipon(プロフ) - むぎさん» コメントありがとうございます(●´ー｀●)とても嬉しいです！更新速度あげられるように頑張りますのでこれからもご愛読して下さい.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - めっちゃ好きです！続きを読むのが楽しみ！ (2020年6月11日 21時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ochapy | 作成日時：2020年4月29日 9時
