EP161 ページ24
開始早々テツ君とキャプテンの組み合わせで
3Pを返し1桁差に戻した
勢いが止まる訳な…い
え…青峰…君?
一瞬見せた彼は…私が知ってる彼に…
戻っていた気がした
ほんの少し…楽しそうにボールを持っていた
貴「…大…君」
キャプテンが率先として3Pを打ち見事に決めてくれてる
肩に力も入ってない
綺麗なフォーム
外れる訳がない
それに…キャプテンは信じてる
もし外れても木吉さんが取ってくれる事を
桐皇9番がリズムを崩して3Pを打つ
アレは入らない
チャンスだ!
青「よこせ!」
大我を抜き木吉さんにフェイク!?
ファウルの笛が鳴るが
シュートは…入った
バスカン…3点プレイ
こんなのも彼は出来てしまうなんて…
点は入っているものの点差は8と10を行き来してる
彼を止めなくては…
!!トリプルチーム!
いいDFだ
青峰君の選択肢にはパスはない
効果があるかも
大我が抜かれ木吉さんがブロックする
…が横に飛ばれシュート体制を取られ…
大我が追いついてる!
今度こそ止め…
え…躱し…た?
ゴールに放り投げられボールは…
ガガンっ!
!?外れた!
…ううん。テツ君が…外させたんだ
オーバーフローでリングから自分へ誘導
コレが…テツ君が考えた…
貴「青峰君を倒す技…だね泣」
堪えてた涙が一筋落ちた
これでついに6点差
残り5分!
勝負所はココしかない!
ゾーンプレスでDFをしっかり!
テツ君がスティールしキャプテンへ…
審判「プッシング!黒9番!」
……
全「よぉしゃあー!」
ついに…ついに3点差!
観客席からも歓声が上がった
しっかりDFを堅め…て…
…え?
今…何が起きた…の?
速さが…さっきよりも倍速く…
彼はあっという間にゴールに居た
というよりゴール下に居た
点を決めて…
貴「カント…ク」
リ「…あたしも初めて見たわ
【ゾーン】を」
カントクが【ゾーン】について話してくれた
もう一度彼を見た
内側に変化はない
寧ろリラックスしてるというか力が抜けてる
そのせい?
それでもスピードが…速すぎる…
コートに居る誰もが反応出来ない程…
貴「アレが…青峰君の…本当の姿…?」
青『いいんだよ…練習したら上手くなっちまうだろ』
青『頑張ったら頑張った分だけバスケがつまんなくなってくんだよ
きっと…オレの欲しいモンはもう…』
これで…貴方に勝てば…
貴「欲しかったモノ見つけられる?」
彼を倒すのは…より難しくなったけど…
これで勝てば…
彼は変わる
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mipon(プロフ) - むぎさん» コメントありがとうございます(●´ー`●)とても嬉しいです!更新速度あげられるように頑張りますのでこれからもご愛読して下さい.。゚+.(・∀・)゚+.゚ (2020年6月11日 21時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - めっちゃ好きです!続きを読むのが楽しみ! (2020年6月11日 21時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ochapy | 作成日時:2020年4月29日 9時