EP155 ページ18
黒『模索中です』
黒『形が見えてきましたニコ』
黒『またボールを買い足さなければいけません汗』
編み出された経緯が頭を霞める
テツ君もきっと…同じ…
呆然と足元を見る
【破られた】
その言葉が頭を埋め尽くす
火「黒子！？」
！！大我の声で顔を上げた
テツ君はイグナイトパス廻を打つつもりだ
みんながまだ準備が出来ていないのにだ
貴「テツ君！やめ…！」
声は届かずイグナイトパス廻は放たれた
バチン！
空気が割れる音が聞こえた
イグナイトパス廻は青峰君に…止められた
青峰君にボールを取られ1人でゴールまで運ぶ
体制を立て直したいが焦りが出てスティールされる
カントクがTOを申請してたおかげで流れが経てた
たった1分が物凄く長く感じた
戻ってきたテツ君に…どう声をかけていいか分からない
みんな黙ってベンチに座った
リ「…ひとまず黒子君は一度交代よ」
黒「…っ…はい」
リ「！！(まさか新パスの反動がもう…！？)
Aちゃん！そっちでテーピングしてあげて」
貴「はい」
テーピングを巻いてても言葉が出ない
巻く作業しか私には出来ない
黒「…A。もう大丈夫です」
貴「え！？でもまだ…」
沈黙を破ったのは彼だった
黒「あとは自分で出来ます」
貴「けど！最後までやら…」
黒「…すいません。1人にして下さい」
！！そんな事を彼に言わせるなんて…私は…
貴「ご、ごめん…」
日「おーいAこっちもテーピング頼む」
貴「行きます」
テツ君に背を向けキャプテン達の元へ向かう
目に涙が溜まってる
瞬きすれば零れ落ちそうだ
けど私が泣いてはダメだ
彼の方が…悔しいんだ
涙を飲み込み先輩達のテーピングに集中した
TO終了のアナウンスが流れ
テツ君以外が立ち上がった
火「…無駄なわけねーだろバカ
みんな信じてるぜ
黒子。お前は必ず戻ってくるってな
今度はもう降りるのはなしだ
その間にオレがアイツに教えてやるよ
無駄な努力なんざねぇってな」
貴「大…我」
大我の背中はいつも以上に頼もしく
何か吹っ切れたように感じた
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mipon(プロフ) - むぎさん» コメントありがとうございます(●´ー｀●)とても嬉しいです！更新速度あげられるように頑張りますのでこれからもご愛読して下さい.｡ﾟ+.(･∀･)ﾟ+.ﾟ (2020年6月11日 21時) (
レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
むぎ(プロフ) - めっちゃ好きです！続きを読むのが楽しみ！ (2020年6月11日 21時) (レス) id: 347b9314c1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ochapy | 作成日時：2020年4月29日 9時
