深紅の君に…3

EP118 ページ27

真「あ？チョコ？

お礼にしては小せぇな笑

まぁ貰っとくわ」

貴「そのチョコ美味しいですよ♪

甘い〜苦いのあるから楽しめます」

基本は甘いのが好みだが

ハイカカオは勉強中に食べると刺激になるので

持ち歩いてる

真「気を付けろよ

ああいう奴等にもバスの揺れにもな笑

じゃあな」

貴「え？それどういう…」

手をヒラヒラして彼は去った

すぐにバスが来て乗り込んだ

バスの揺れってどういう意味だろ？

考えてると…

貴「あ。もしかして…」

行きのバスで頭をぶつけて後ろで笑われたのを思い出した

笑ったのが真さん？

だから声かけた時あんな反応したのか

貴「本当意地悪な人だ笑」

忠告通り揺れには気を付けながら誠凛に戻ると

部室では片付けが終わりみんな廃人化してた汗

日「…ったく誰だよあんなの持ってきた奴」

伊「ハァ…」

小金「5バイ…練習…」

貴「戻りました」

黒「A！さっきはすいません！

何かありましたか？！無事に帰ってこれて安心しました」

貴「大丈夫だよ

片付けお疲れ様♪

こっちは何かあった？」

黒「…片付け疲れしただけですよ

(Aには言えない

あんな雑誌が出てきて練習5倍になったなんて汗)」

貴「さあ帰ろ…」

　ヒラっ

ん？何か落ちた？

火「何だコレ？」

大我が拾ったのは1枚の写真だった

貴「コレって…先輩達だよね？」

その写真には【誠凛バスケ部結成！】と書かれてた

EP119→←EP117

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す