深紅の君に…

EP25 ページ27

〜リコ帰り道〜

リ【ケガした黒子君よりもAちゃんを心配？

それも発作って…血がダメというより拒否反応みたいなものかしら？

それに所々2人の関係が兄妹らしくないわ

母親も自分の娘をちゃん付けで呼ぶ？

(…うちもそう変わらないか汗)

それにしても…あの2人…ホントに双子なのかしら？】

〜〜

カントクが帰り私はご飯

テツ君は部屋で休むそうだ

食べ終わり部屋に戻ろうと

黒子母「Aちゃん。テツヤにお風呂入れるの伝えてくれる？」

貴「分かりました」

テツ君の部屋は私の隣だ

コンコン

……

返事がない

貴「テツ君？はいりますよ？」

恐る恐る部屋に入ると…

黒「zz」

テツ君が小さな寝息をたてて寝ている

試合疲れが出たかな？

頭の傷に軽く触れる

ケガまでしてでも試合に出てそれも黄瀬君に勝っちゃう

貴「テツ君はスゴイよ」

テツ君のバスケ…私は好きだよ

誰がなんと言おうと…

起こすのは可哀想だしこのまま寝かせよう

そーっと部屋を出た

パタン

黒「…凄くないですよボクは」

Aが出て行った後に呟いた

部屋に誰か入ってきた気配を感じたが

すぐにAだと気付いた

黒「ボクは…キミが居るから頑張れますよ

大好きです…A」

自分の気持ちを呟きもう一度寝直した黒子だった

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