検索窓
今日:2 hit、昨日:34 hit、合計:254,763 hit

EP17 ページ19

バシンっ!

…黄瀬君の手がテツ君の顔に当たった

リ・貴「黒子君/テツ君!」

審判「レフリータイム!」

顔を上げたテツ君の頭からは…

貴「血…」

……

貴【お母さん?お父さん?

何が起きた…の?痛い…体が痛いよ…

ねぇ…返事して…?黙ってない…で】

リ「Aちゃんっ!!」

小金「カントクこれ!」

降「おいA!顔真っ青だぞ!大丈夫か!?」

貴「…え?」

降「カントクが救急箱!って叫んでたの気付かなかったのか?」

貴「救急箱…」

黒「…A」

貴「え?」

テツ君を見ると…頭に包帯が巻かれてた

貴「テツ…君?」

黒「大丈夫ですよ

それにボクはここに居ます」

テツ君は私の手を握った

あ…テツ君ケガして…頭から血…

貴「テツ…君泣」

黒「思い出させてしまいましたね

すいません」

ケガしたのはテツ君なのに泣

私は…私は…泣

こんな時まで私の事を心配してくれる泣

貴「…ゴメン…ネ…泣」

黒「前に約束したじゃないですか

ボクはキミの前から居なくならないって」

貴「うん…泣うん…泣」

握ってくれた手を私が強くて握り返した

降「A何か飲むか?顔色悪かったろ?」

日「は?黒子に続きAも体調悪いのか?」

リ「呼んでも全然気付かなかったわよね?

降旗君から聞いたけど顔色悪かったんだって?」

小金「は!!双子だから!?

黒子がケガしたから通じ合ってAも!」

貴「だ、大丈夫です!

ちょっと…その…フラッシュバックして…」

全「??」

リ「また体調悪くなったら言って!

貴女は黒子君に付き添ってあげて

とりあえず黒子君はもう出せないわ」

テツ君と私を除いた全員で話し出した

黒「…気をつけてたんですが」

貴「え?」

黒「Aの前でケガをしないように

あの一件以降ずっと…」

知らなかった…

黒「倒れたのは鉄分不足ですね

苦手だからレバニラを避けてたのか災いしました」

貴「私も苦手」

黒「母さんに怒られそうですね

今夜はレバニラかもしれません」

貴「有り得る…」

黒「クスっ…そしたら一緒に食べて下さいね」

貴「分かってます」

黒「喋り…過ぎました…

少し目を瞑ります

その間も手を離さないで欲しいです」

大きく頷くとテツ君は微笑みゆっくり目を閉じた

試合は先輩達主体のOFで進み第4Qの時点で

誠凛68:74海常

EP18→←EP16



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (45 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
331人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mipon(プロフ) - まゆさん» コメントありがとうございます(∩´∀`)∩更新頑張りますのでご愛読して下さい! (2019年9月13日 23時) (レス) id: 2e8238bed0 (このIDを非表示/違反報告)
まゆ - 更新楽しみにしてます! (2019年9月1日 10時) (レス) id: 69e59c5c29 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ochapy | 作成日時:2019年8月30日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。