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*夢主視点*
「ネーロさん、今日はこちらの段の商品を見てもいいですか?」
『ええ、どうぞお好きに。エーミール殿』
エミ「パァァァ!)ありがとうございます!」
ン"ッ!←
本当顔面偏差値高ぇな我々国軍の幹部殿は…
あ、なんでエーミール殿がここに居るかって?
あんなこと言ってた翌日から、本当にエーミール殿を連れてくるようになったんだよ、あの総統殿。
で、その時トントン殿に見つかって、溜まってる書類を全部片すまで外出禁止令出されたんだ。
つまり、今ここには俺とエーミール殿しか居ないってワケ。
てか部下に外出禁止令出されんなよ、一軍の主だろ?←
てかさ。今までここ来てたのあの総統だけじゃん?あの人めっちゃ喋るのね?
この人商品に夢中で滅多に俺に話しかけてこないのよ。
つまりな……
『(エーミール殿……楽…)』
ずぅーっと商品見るだけで俺は空気と化してるから変に関わらなくてめちゃくちゃ楽なんだわ。
『(ここに来んのこの人だけでいいわ…)』
たまに俺に話しかけるけど、すごく身のある話だし、聞いてて面白いし、話合う人滅多に居ないから嬉しみの深み←
エミ「…ネーロさん」
『ハッ!)(いかんいかん。意識が宙に浮いてた←)はい。どうしました?エーミール殿』
エミ「これッ…!1000年以上前の書籍じゃないですか!
こんなに貴重な物も格安で売ってて、商売成り立つん?!」
『(興奮で方言が出てきてる…)ええまぁ…確かに、時代を考えると5万では安いかも知れません。しかし、庶民はそんな古ぼけた本に5万も使うほどの余裕はありませんし、誰も興味を持ちませんから』
エミ「え!?欲しいわ!これ買ってもええですか!?」
『はい。そういう物は、欲しい人が持つのが1番です。では、お代を…』
エミ「2億」
『(…ん?聞き間違いか?今……)
…あの、今なんと…?』
エミ「この本、2億で買わせていただくわ」
『(に、に……)2億!?いくらなんでも値上げしすぎでは…!』
エミ「少し中見せて貰いましたけど、この本にはそれくらいの価値があります。これは、私が正当だと思った値段です」
『し、しかし…そんなに沢山のお金をすぐに用意だなんて……』
え!?嘘だろ!エーミール殿のお淑やかなイメージが一気に崩れたんだけど!?
エミ「あぁ、それなら問題ないです。外に用意させてるんで」
用意周到とは正にこのこと…!
『し、しかし…』
いや、これ以上は何を言っても無駄か。
『わかりました。ありがとうございます』
権力怖ぇ……
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LIFE(プロフ) - 遥さん» ………あー(やっと気づいた)成程です。ご指摘ありがとうございます! (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - LIFEさん» 二次創作であるため、ご本人様の目につかないようにするためです。 (2019年7月23日 1時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 遥さん» 検索避け……ですか?えと……Blと間違われないようにする為にですか? (2019年7月23日 1時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
遥(プロフ) - 検索避けした方がいいですよ (2019年7月23日 0時) (レス) id: 470ec9ab18 (このIDを非表示/違反報告)
LIFE(プロフ) - 弱々しい勇者さん» わわわ……ありがとうございます!「こうしたい!」というのはあるのですが、中々どうして自分の脳みそが追いつかなくてですね--; 頑張って……2日に1回は更新したいですな← (2019年7月21日 16時) (レス) id: ac1248da02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:LIFE | 作成日時:2019年5月29日 22時