友達 ページ3
泉は昔から、少し...いや、凄く抜けていた。
(あぁ。どうしよう。保険室で休んでいるが、神岡中は確か、部活に絶対入部の筈だよね。うぅ)。
ようやく気付いた時にはすでに部活紹介が終わっている時間だった。
ドァン!
泉「ひゃあっ!!」
彗「元気になった?」
扉を豪快に開けた音と同時にさっき出ていったばかりの彗が立っていた。
先生「こらっ!もっと静かに入りなさい!」
彗「ハァイ。」
返事はだらけて要るが、相変わらず素直に聞いている。
泉「えっと...。部活紹介は...?」
彗「もう決まってるから良いの!それより大丈夫〜?あっ!そうそう。おんなじクラスだったよ!私達♪」
なんと不思議な少女だろう。彼女の言う言葉ひとつで、周りが明るくなる。
泉はそう感じた。
泉「一緒...。」
彗「あっ...。嫌だった?」
残念そうに言う彗に対し、泉は、あげたことないほどに大きい声で、
泉「ううん!嬉しい!!」
といった。
彗も仕事をしていた先生も、目を落ちんとばかりに開いて、そのあと、笑い始めた。
泉は途端、白い顔を夕焼けのように赤く染めた。
泉「うぅ///」
彗「アハハっ!うん!私も!それじゃあ、友達になろう!」
泉は昔から体が弱い。なので、友達なんて、できたことなどない。
嬉しさのあまり、頬に暖かいものがつたっていくのを感じながら泉は頷いた。
そんな泉を彗は、驚いたようにしながらも、抱き締めた。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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泪(神谷病) - みかちょさん» ありがとうございます! 更新頑張ります!少しグダクだな内容になってしまってきたんですが...。 (2019年6月17日 16時) (レス) id: 4a2365cb4d (このIDを非表示/違反報告)
泪(神谷病) - ゆさん» なぜ二期はあんなことに...。 (2019年6月16日 18時) (レス) id: 4a2365cb4d (このIDを非表示/違反報告)
ゆ - やっぱしサーかば尊い (2019年5月12日 17時) (レス) id: 0c30cd4e30 (このIDを非表示/違反報告)
みかちょ - こういうお話大好きです! (2019年3月23日 12時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
泪(神谷病) - 真姫さん» 私も嬉しいです!読んで頂きありがとうございました! (2019年1月28日 18時) (レス) id: 54d316680c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:バストロンボーン | 作成日時:2018年12月3日 17時