文豪男子にやってやられてジャンケンポン！2

文豪がずっと何かを溜め込んでいて夢主が「貴方が辛そうにしてると私も辛い。私にも頼ってよ・・・」と言ったら？【引きこもり桜花さんリクエスト】 ページ6

江戸川乱歩
「…ごめん、A。心配かけちゃったね。」

そう言う乱歩さんの目には隈ができている。

『何かあったんですか？』

「僕は無敵じゃない。所詮僕の力は技術だ、負ける訳はないと思うけど若しかしたらいつか負けるかもしれない。若し負けたら僕は、皆は、どう思うんだろう…社長は、Aは僕を軽蔑する？」

『私は絶対に乱歩さんを軽蔑なんてしません。乱歩さんだって人間です、間違えない人間なんてこの世には居ないんですから。それより辛そうにしている乱歩さんが嫌です、もっと私を頼ってください…』

「！…ごめん、A。もう1人ではかかえこまない、ありがとね。」

『はい！』

結論【貴方だって人間なのだから】






谷崎潤一郎
『谷崎さん…？どうかしましたか？』

寝ているAさんは何かの音に起きました。
目を覚ますと魘されている谷崎さんが。

「えっあっいや、何でもないよ。大丈夫だから。」

そういう谷崎さんですが明らかに無理をしている顔だとAさんは悟りました。

『谷崎さんが辛そうにしているのが嫌です…もっと私を頼ってください！！』

「…バレてた？ごめん、これからはもっと相談するね。ありがとう。」

結論【貴方の事はお見通し】







ゴーゴリ
「嫌だ、僕は、僕は、何者なんだ！！誰か、助けて！！」

『！？ゴーゴリさん！！』

魘されているゴーゴリさんを見つけたAさんは急いでゴーゴリさんに抱きつきました。

『落ち着いてくださいゴーゴリさん。ゴーゴリさんは私の大好きな人です、私に光を見せてくれた人です。いつも私を笑わせてくれる人です。貴方が辛そうにしているのは私も辛いです…もっと私を頼って…』

「A…？悪かったね、A。僕は己を見失うところだった。道化師をやっていると自分の事が偶に分からなくなる…」

結論【いつか解き放たれたら】

夢主が文豪達を膝枕しながら｢疲れてるなら、寝ていいよ。｣と言いながら頭を優しく撫でたら？【咲亜鵺さんリクエスト】→←心なしを歌って見たら？【クロさんリクエスト】

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