ＶＳブロリー ３ ページ12
あの気弾の名前は――"ギガンティックミーティア"と言うらしい。
小さくジーヴルがそう言っていたのが聞こえた。
ギガンティックミーティアと、ギャリックキャノンがぶつかり合い――ブロリーの技がキャノンを押しきった。
｢しまっ…！｣
まさか押し切られるとは思わなかったキャベは、動きが止まる。
このメンバーで一番動けるキャベで止められないのなら、戦況は絶望的だと言えた。
そんなブロリーの技に、今まで静かにしていたジーヴルが動いた。
｢ジーヴル、頑張って｣とAに言われ、軽く頷くと――魂の刃を『英雄の剣』に変える！
｢次は、俺の番だ！！……"スピリッツエクスカリバー"！！｣
巨大な剣は、キャベとセロの目の前を走るように通りすぎ、ギガンティックミーティアにぶつかる。
キャベの技で威力が死んでいたブロリーの技は、簡単にエクスカリバーで切り裂けた。
そのまま剣は止めず、ブロリーに向かって走らせ続ける。
ブロリーは剣を受けて、遠くの岩壁にまで吹き飛ばされた。
斬れるのではなく、吹き飛んだのは…ブロリーの放つ強力な気が、バリアの代わりになっていたからだろう。
スピリッツエクスカリバーでも、ブロリーには届かなかった。
セロが｢すまなかった｣と2人に頭を下げる。
｢だが、何か掴み掛けたんだ｣
｢え？｣
セロがそう言いながら、自らの手を見つめた。
だがブロリーは待ってはくれない。｢カカロットォォオオ｣と叫び、崩れた岩壁から姿を現す。
Aが｢あー、これ勝てないわ｣と呟く。
｢また勝てないまま終わるのか？…そんなの｣
セロがAに能力解放を促す。
｢そんなの嫌だ！！私は、超エリートなのだからな！！！｣
Aから力を受けたセロは、素早く超サイヤ人になる。
ジーヴルが｢負けず嫌いですね｣と笑いながらセロとキャベの側に降り立った。
｢俺も、どうせなら最後まで戦います｣
｢はっ、エクスカリバー後でへろへろの癖して｣
｢僕も逃げません、一緒に戦いましょう｣
Aが岩影から出てきて｢あのさあ｣と三人に話し掛ける。
それを見たセロが｢隊長、危ないぞ｣と言うが――Aはぺろっと舌を出してそれを誤魔化す。
｢そんな盛り上がってたら、私も隠れてらんないし？｣
戦おーぜ！！とAが笑えば、ジーヴル達も｢やれやれ｣と息を吐く。
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かぁびぃ(駄作者)(プロフ) - あかさん» ありがとうございます！！ブラックはぜひ仲間サイドに来て欲しくて、ちょっと無理しました(笑)(ヒーローズでブラックと戦ったら、ブラックのカード排出した的な)。ブロリーVSブラックは続編にて書き上げますね！(^^ゞ (2017年8月16日 0時) (携帯から) (
レス) id: 87e86307e6 (このIDを非表示/違反報告)
あか - ブロリーVSブラックになるんですかね？(゜▽゜*)ブラックはカカロットの体ですし、わくわくしますねえ。まさにヒーローズってかんじですwww (2017年8月16日 0時) (レス) id: 337ce1f3d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぁびぃ(駄作者) | 作成日時：2017年8月14日 2時
