協力しない？ ２ ページ2
｢その通りだ。私は確かに弱体化している。
この『どの世界とも隔離された』ような場所に、私が馴染めていないからだろう。
…だが｣
そこまで言うと、ブラックは不思議そうに首を傾げた。
その拍子に、耳飾りが揺れる。
｢お前たちは、どうやらそんな事はないらしい。
キャベとか言うサイヤ人も、初めて私と戦った時と変わらない…いやそれ以上のスペックがある。
それも、プレイヤーの成せる技か｣
そしてまた鼻で笑うような仕草をした。
｢返答次第では、今は見逃してやっても構わない。
このまま一対四を続けても、時間の無駄だろうしな｣
Aは｢話しに乗っかってくれてサンキュー｣と疲れた笑みを浮かべ、その場に座り込む。
｢そうね。私たちプレイヤーと呼ばれる力を持つやつは、対象者の力を引き出せるから…
ま、アンタの言う通りね｣
二人の会話についていけてないサイヤ人組もといキャベとセロは、ぽかんとしたままブラックとAを見詰めていた。
そして我に返ったように｢戦いが終わったのか？｣とジーヴルに聞く。
｢取り敢えず、ですけど｣
これからのブラックの返事によります、と彼は答えた。
ジーヴルはすっかり冷静さを取り戻したようで、非常に落ち着いている。
｢…迷い子の宇宙、か｣
｢そう。時空の歪みで飛び込む世界。
アンタでも、自力で戻れるかは怪しいんじゃない｣
｢時間は掛かるが、不可能ではない｣
｢そうですね。来たのだから、帰ることも出来るハズ｣――そうジーヴルが口を挟んだ。
｢しかし…その手段が得られるまで、いつまで掛かりますか？
外部の宇宙と、この宇宙の時の流れが同じとも限りませんし…。
貴方の想像を超える敵も、いるかもしれません。
満足に戦えなくて、どうにかなりますか？｣
ブラックはその場の全員を見ながら｢つまり、何が言いたい？｣と言い放つ。
だが、言葉の割に声色は穏やかに感じられる。
Aが｢だから！｣とブラックに手を伸ばした。
｢一緒に帰らない？元の世界に！｣
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かぁびぃ(駄作者)(プロフ) - あかさん» ありがとうございます！！ブラックはぜひ仲間サイドに来て欲しくて、ちょっと無理しました(笑)(ヒーローズでブラックと戦ったら、ブラックのカード排出した的な)。ブロリーVSブラックは続編にて書き上げますね！(^^ゞ (2017年8月16日 0時) (携帯から) (
レス) id: 87e86307e6 (このIDを非表示/違反報告)
あか - ブロリーVSブラックになるんですかね？(゜▽゜*)ブラックはカカロットの体ですし、わくわくしますねえ。まさにヒーローズってかんじですwww (2017年8月16日 0時) (レス) id: 337ce1f3d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かぁびぃ(駄作者) | 作成日時：2017年8月14日 2時
