今日:8 hit、昨日:9 hit、合計:21,439 hit
小|中|大
episode92 ページ8
『憧れって感情は自分より強い人に抱くもの
黄瀬君は大輝のあの強さに憧れてバスケ部に入ったらしいよ』
「なんで知ったんだ?月バスか」
『うん、昔読んだ
まあつまり、あこがれってのは自分の中で”最強”の位置づけにあるものじゃない?
だから黄瀬君が大輝に”憧れ”を抱いてる限り
心のどこかで負けてほしくないって思ってるんだ
だから勝てない、黄瀬君が”憧れ”をやめない限り』
「なるほどなぁ」
黄瀬君もたぶんそれに気づいてるはず
いつまでも憧れてちゃダメなんだ
憧れを超えていかないと、これから先も黄瀬君は勝てない
「俺、お前が怖いわ」
『なんでよ』
「いや、ホントに友達にしたくねぇ」
『残念もう遅い』
「なんかいつか弱味握られそうだな」
『握ったところでどうするの』
第二クウォーターもわずか
海常がタイムアウトをとった
同点、18対18のときだ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
151人がお気に入り
151人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふうせん^0^ | 作成日時:2017年12月5日 22時