帝光のもうひとりのマネージャー2【黒バス】

あ- ページ8

「あーなるほどっス！」


『わかった？』


「ここがこうで、こうっスよね？」


『…違う』





結局涼太に勉強を教える

まぁ幼馴染みだし

困ってるのを放っておくのも後味悪い







『なんで涼太はバカなんだろうね』


「ストレートすぎないっスか？」


『取り巻きの女の子の中に教えるの上手い事かいないの？』





涼太は見かけるたびに女の子に囲まれてる

同級生はもちろん、上級生にまで


一人でいても女の子が急に寄ってくることもしばしば






「一人の子を特別扱いできないっスよ

　ファンの子には平等に接するんス」


『ふーん、涼太らしいね』


「あ、Aっちは特別っスよ？」


『私は特別扱いしなくていーのっ』







こいつに彼女でもできたら

もう少し私から離れるのだろうか


別に離れてほしいわけじゃないけど

なんか、こう、もっといろんな人と仲良くなってほしい





『彼女でも作って教えてもらえば？』


「そんなちょちょいっとできるわけないじゃないスか」


『いや涼太だよ？あんた顔はいいんだからできるって』


「顔だけっスか」





本当は性格もいいと思うけど

いいやつだし

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