帝光のもうひとりのマネージャー2【黒バス】

ろ ページ40

部活のあと

説明書が配られた





｢今配られたヤツらは今年の合宿に行けるからな

行先はハワイだ


1年のマネージャーは一人しか連れていけないから

橙田に頼もうと思う


以上だ、準備しとくように｣





と、キャプテンから説明があった

3年生はこの合宿で引退するらしい






｢橙田、すまんが紙を灰崎に渡しといてくれないか｣


『わかりました』





キャプテンから祥吾の分のプリントを受け取る


またか

私はあいつの世話係じゃないです





｢AA！海外だぜ！ハワイ！｣


｢青峰、騒ぎすぎなのだよ｣



｢でも海外だよー、楽しみ〜

ね、赤ちん｣



｢そうだね

よくハワイ行くけどみんなで行くのは楽しそうだ｣




『え、よくハワイ行くの？』


｢ああ、別荘があるからね｣





そういや征は赤司財閥のお坊ちゃんだった

別荘なんてあるのか





『さすがボンボン･･･』


｢ん？｣


『あ、いやなんでもない』



｢A、そのプリントは？｣


『ああ、祥吾の分』




｢ったく、橙田は灰崎の世話係ではないのだよ

自分で取りに来るべきだ｣


｢灰崎だし仕方ねぇだろ

っ、あいつムカつくけど実力はあるからな｣






なんてそれぞれ文句をいう





『ま、ムカつくよね』


｢お前彼女だろ

ムカつくのかよ｣



『一緒にいる時と普段とじゃ全然違うから』


｢まじで？｣


『見せてあげたい』

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