帝光のもうひとりのマネージャー2【黒バス】

んっ ページ20

祥吾の家に帰るとすっかり夕方になってた




『あー！勉強出来てない！』


｢お前が言い出したんだろ、外出るって｣


『こんなに遅くなるなんて思わなかったの』





今から夜まで勉強すると宗吾さんや家の人に迷惑がかかっちゃう


仕方ない

また明日から放課後押しかけよう







『ひゃっ！』






本日二回目の悲鳴

右頬に冷たいものが当たった






｢お前ビックリしすぎだろ｣


『え、保冷剤･･･？』





祥吾の手には保冷剤が握られてた

反対の手にはタオル






｢ピアス開けるんだろ｣


『え、今から？』


｢俺がいねぇと開けないだろ｣





確かにそうだ

私がひとりで開けれるわけない


涼太に頼めば出来るかもしれないが







｢こい、開けるぞ｣






祥吾がリビングのソファに呼ぶ

隣に座ると保冷剤を当ててきた





『んっ･･････』


｢お前今日思ったけど耳弱いの？｣


『う、うるさいっ』


｢図星か｣





祥吾が弱点見つけたとでも言うように

怪しい笑を浮かべてた






｢こんなもんか｣





祥吾が保冷剤を置いてピアッサーを開けた

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