幼馴染が人妻好きだから私の愚行を許してくれ【桂小太郎】

第23話 過去 ページ24

「この顔だけの奴らの顔に傷でもついたらどーすんのよ」





そんなこんな文句をいいながら先輩達を蹴る。





「それはお前も同じだけどな」



3人一緒に全く同じことを言いまた先輩達を殴る。




「やってくれんじゃねえか……出てこい」



またザッと何人かの男子が出てくる。



「前原を抱くのは諦めた。でも俺はもう1つお前らに…いや、高杉に恨みがある」




「……へぇ」




「お前は俺の彼女を奪ったんだよ…覚えてないか？靴箱にあった手紙」




「…確かに…けどあれ「小鳥遊誠」って……」





「俺が名前だけ書き換えたんだよ。高杉と前原が俺の彼女に手を出さないように。性別も違ったのに同一人物だと思ったのか？」









ここで多分みんな思った。お前女の趣味悪くね、と。


3人は思ってるだろう。そもそも私を選んでいる時点で趣味が悪い。


そしてあの靴箱に入っていた手紙(ぶりっ子+小文字厨+夢女子+メンヘラ気味)の女の子と付き合っていたという事実を知ってしまった。




ちなみに話しながら喧嘩してるからね。手と足止まってないからね。



こっちが止まればあっちも止まってくれるほど世の中甘くないんだよ(爆)



息がどんどん切れていく。足もどんどん重くなっていく。


傷が多くなり身体自体が重くなる。



でも次第に敵の人数も減っていく。








「お前らもしかして……裏の世界じゃ有名の4人か…？」

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