好きが溢れて止まらない ページ9
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「 じゃあ緑谷先輩。轟先輩。こんな私ですが明日からよろしくお願いします！！ 」
私の最寄駅、爆豪先輩の最寄駅でもある駅のホームで轟先輩の家で作戦を練るらしい2人と別れる。
よく一緒にいるところを見ていたけど、本当に仲が良いんだなああの2人って。
「 お前家どこなんだよ 」
「 私ですか？駅から少し歩いたところです 」
ピ、と定期を改札にタッチし外に出れば爆豪先輩に尋ねられる。そういや先輩の家はどこなんだろう？
「 送ってってやるよ 」
そう言いさっさと歩け、と私を急かしてくる
「 え、い、いや大丈夫ですよ！少し歩けば着きますし、明日も早いんですから！ 」
「 あぁ？人の親切心を踏み躙ろうっていうんかよ 」
「 そんなつもりじゃ … 」
だったらさっさと歩け、と軽く頭を叩かれたので仕方なく家へと足を進める。平気なのかなあ先輩。明日から余計にしんどくなるっていうのに
「 … 俺と同じ方向じゃねぇか 」
「 え！ほんとですか！」
少し歩き続ければ先輩がそういう。まさか家の方向も同じだったなんて… ま、まさか運命？？
「 てめぇ何さっきからにやついてんだよ気色悪りぃな 」
「 な！にやついてなんか！！！ 」
危ない、危ない危ない。うっかり顔に出てた。
危なくない多分もうアウトだった完全に。
だって、だって好きな先輩と一緒に帰ってるんだよ？にやけないのがおかしいじゃんか。
なんだこの光景を想像したことか。
「 あ、私、家ここです 」
幸せな時間はあっという間に過ぎてしまい家の前へと着けば爆豪先輩にそう告げる。
「 ん、今日はさっさと寝て明日からぶっ倒れねーようにしろよ 」
「 はい！わざわざありがとうございました！ 」
そう頭を下げれば家へと向かう先輩。
先輩の後ろ姿はやっぱりかっこよくて、
見てるだけで、もう、ものすごく好きが溢れた …
「 おかえり〜ってあんた、何よその顔 」
幸せの余韻に浸っていた私の顔はひどくブサイクだったんだろう。お母さんにドン引きされた。
でもいいんだ、だって幸せなんだもん！！！
すっごく嬉しかったんだもん
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以恋(プロフ) - 宙さん» お褒めの言葉ありがとうございます（ ; ; ）続編の方もぜひよろしくお願いいたします！ (2020年3月7日 9時) (
レス) id: 3b71a2a429 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - 作者様爆豪の飴と鞭使い方すごくどストライク(´∇｀) (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
宙(プロフ) - え、何この小説。妄想すると自然と口角上へと向かっていきますね。え、控えめに言って最高です！これからも頑張ってください！ (2020年3月4日 16時) (レス) id: a1083db659 (このIDを非表示/違反報告)
以恋(プロフ) - Omisoさん» うわああ（ ; ; ）素晴らしいなんてとんでもないです！嬉しいお言葉をありがとうございます！続編の方ただいま作成中ですので、今後ともよろしくお願いします！（ ; ; ） (2020年3月3日 10時) (レス) id: c92cf6abc6 (このIDを非表示/違反報告)
Omiso(プロフ) - 最後まで読みました！とても素敵な作品で物語の構成の素晴らしさに感嘆しました！！続編の方応援しています！ (2020年3月3日 0時) (レス) id: d4a65dd1ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：以恋 | 作成日時：2020年2月15日 3時
