無関係 ページ19
切原「なんで、飛び降りたんだよ!?」
何でって・・・
不思議「飛び降りたわけじゃないよ・・・」
切原「じゃぁ、なんですぐに逃げなかったんだよ!?」
不思議「・・・電車が早かったから」
切原「正直に答えろ・・・死ぬつもりだったのか?」
不思議「死ぬつもりでは・・・ないと思う」
切原「でも、お前の運動神経ならここにも入れたしホームの上にだって登れただろ!?」
確かに言ってることは当たっている・・・
でも・・・
でもね・・・?
不思議「神様からのメッセージだと思うと死にたくなっちゃったんだよ・・・自分は”化け物”にすぎない。苦しいのは当たり前・・・でも、生きてるのが辛い。赤也君だって同じ”化け物”なんだから分かるでしょ?」
切原「・・・わかんねぇよ」
不思議「なん・・・で?その、能力のせいで苦しい思いしたことないの!?」
切原「そりゃ、俺だってある!!でも、お前とは違う。俺は三強を倒す夢がある。それに今はこの能力に慣れた。先輩たちが居るおかげでこの能力を封印させたり、皆から怖がられなくなってる・・・俺はそんな人生、無駄にはしたくねぇ!」
そっか・・・
不思議「そうだよねー。赤也君には仲間いて、力もあるし、夢もあるもんねぇー・・・じゃぁ、ウチはただの”化け物”にすぎないんだもん。楽に楽しく生きるなんて無理・・・どうやら、キミとは全然違ったようだ・・・」
スクッ
切原「お、おい。どこ行くんだよ・・・?」
不思議「そりゃ、善哉さんに会いに行くに決まってるじゃん。待ってくれてるし・・・15分も遅刻だし・・・」
切原「でも、一応病院に行った方が((不思議「もう、ウチに関わんないで!!これ以上、壊れたくない・・・!」
ドッ
タッ
駅員「だ、大丈夫ですか!?」
不思議「はい、大丈夫です」
駅員「キ、キミ!早く登りなさい!」
切原「はい・・・」
赤也君は駅員さんに手を差し伸べられてホームの上に登った
そして、数分後した電車に乗って善哉さんの待っている駅まで行った
〜IN〇×駅〜
どこにいるんだろう・・・?
善哉さんには事前に服装などを教えてもらったいた
灰色のパーカに黒いズボン・・・耳に付けた大量のピアス
あっ!
?「カチャカチャ)・・・」
携帯をいじってたようだ・・・
てゆーか早く行かないと!
タッ
タッ
不思議「すみませーん。善哉さんですかー?」
?「ん?・・・もしかして不思議?」
よっしゃ!
善哉さんだ!
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作者名:こにょは | 作成日時:2013年10月12日 15時