【おそ松さん】だって、やってないし (ページ5)

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微少女の家庭ページ5

*

「……ただいま」

家に帰った陽萌。
陽萌は、耳を押さえながら自分の部屋に入っていった。

(気持ち悪い、どっから出してんだよその声！！)

家に帰れば、毎日違う男と寝ている陽萌の母親。

「クソがっ……」

リビングに行って、２人暮らしの陽萌は３人分の食事を作る。
母親の容姿が良いからか陽萌の容姿も良い。

男に媚売っても、女に矛先を向けられないホウホウを知ってる。
すべて、母親から習ったもの。

お金には苦労は無いものの、精神的ストレスが多いらしい。

(愛されたい、早く嫌われて、その場所をちょうだい！！)

母親は寝室から出てきて、シャワーを浴びるらしい。

「……お疲れさまです」

「今日も良いのかい？」

「はい」

陽萌は思った。

(火曜日の人だ)

陽萌は寝室から風呂場まで点々と、こぼれてる汗を拭いた。
汗に混じって白い液体も。

(気持ち悪っ……)

「陽萌、ご飯は？」

「できてる」

「そう」

端から見れば、幸せな家族。
普通の家、綺麗な母、母親似の娘、優しそうな父。

「お母さん」

「なぁに？」

「学校ね、凄く楽しいよ」

「良かったわね」

すごく、幸せそうだ。
父が毎日変わらなければ。