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*天童side
7時くらいにイルミネーションが綺麗な通りに入り、花畑がカラフルな豆電球に飾られているところに立つ。
顔がライトに照らされて輝くAちゃんの目。
巻いたままハーフアップにしたアッシュピンクの短い髪。
イルミネーションよりも、Aちゃんの方が綺麗だなんてベタなことを考えてしまうほどAちゃんに見惚れてしまう。
「さっみぃ」
俺は気を紛らわすように手を擦り合わせて、そうつぶやく。
Aちゃんがおもむろに手袋を外し、俺に差し出す。
「つけます？」
「いーヨ、Aちゃんが冷えちゃうでしょ」
「大丈夫ですよ、私体温高いので」
そう言って、手に触れろと言うように手を広げるAちゃん。
その手はほんのり暖かい。
俺は、離れそうになるAちゃんの手を引いてポケットに入れる。
「こうすれば俺もAちゃんもあったかいでしょ？」
「え、いや、ちょっと」
少し戸惑いながら、手をポケットから出そうとするAちゃん。
俺はその手を離さないように指を絡めていく。
「て、天童さん？」
「んー？」
「手、なんで繋ぐんですか」
「雰囲気？」
Aちゃんが辺りを見渡す。
そこには手を繋ぎ見つめ合う幸せそうなカップルばかりがいる。
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時雨 彩(プロフ) - るさん» コメントありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです。短編集みたいにして牛島夫婦のことも書きましょうかね……、これからもよろしくお願いしますね！ (2019年9月12日 6時) (
レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 彩(プロフ) - 椎菜さん» コメントありがとうございます！学校が始まり、更新ペースは少し落ちると思いますが、頑張ります。今後も応援お願いしますね！ (2019年9月12日 6時) (レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
る(プロフ) - 可愛いー！！！！！！あわよくば牛島夫婦の今後がみたいですね…………… (2019年9月12日 2時) (レス) id: 8ef33eb295 (このIDを非表示/違反報告)
椎菜(プロフ) - もうめっちゃ好きですありがとうございます。ほんとに。頑張って更新してください！この小説かなり生きる糧になってます。大好きです (2019年9月11日 22時) (レス) id: a30053aa78 (このIDを非表示/違反報告)
時雨 彩(プロフ) - みじんこさん» コメントありがとうございます！そんなに言っていただけると嬉しい限りです。これからもよろしくお願いしますね！ (2019年9月9日 7時) (レス) id: 8a1a36a2a7 (このIDを非表示/違反報告)
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