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笑顔21個 ページ23

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結局、強井さんと陽姫のことはどうなったのだろう。
特に話題に出ないから、知らなかった。

気になりだしたらとことん気にするタイプの私は思い切って陽姫に聞いてみた。


「強井さんと何があったの?」

「さあ」

「教えてよ〜」

「うーん、ほんとに陽姫もよくわかんないんだけど」

「わかるとこだけでいいから」

「なんか陽姫はあそこに呼び出されただけなの、そしたら急に背中押されて」

「押したのが強井さん?」

「違くて、なんか真面目そうな女の子。パッと後ろ振り返って見たのは一瞬だったからなぁ」

「でも、先生もなんも言わないんでしょ?」

「うん」

「こりゃ迷宮入りだね」


2年生になって三日目の朝。
クラスはそこそこ。
白布だけが離れてしまった。


「Aはさ、白布に告んないの?」

「え」

「だって、陽姫はもう告ったよ? Aは?」

「私は、告白する気は無い、かな」

「なんで?」


言うのを少し躊躇い、でも陽姫だから別にいいかと思った。


「不倫して家族を捨てた父親と、どうしても重ねちゃうんだよね」

「白布はそんなことしないと思うけどね」

「それはわかってるんだけどさ〜」


ぐだぐだと話し、気づけばホームルームの時間。

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時雨 彩(プロフ) - 白角さん» コメントありがとうございます。ひとつひとつコメントくださって本当に嬉しいです。ご愛読ありがとうございました! (2020年3月25日 7時) (レス) id: f6b47ef514 (このIDを非表示/違反報告)
白角(プロフ) - まずタイトルセンスが素晴らしいな、と思いました笑。面白かったです(読んだ作品にはコメント残したい派なのでスルーしていただいて構いません) (2020年3月25日 0時) (レス) id: b2271dc12b (このIDを非表示/違反報告)
時雨彩(プロフ) - 梅姫美さん» 読んで下さりありがとうございます。ご期待に添えるよう精一杯頑張ります!これからもよろしくお願いします。 (2019年3月14日 16時) (レス) id: 38d231b830 (このIDを非表示/違反報告)
梅姫美(プロフ) - まず1つ!白布くんが好きだから、この作品を楽しみにしてる!!!!お気に入りとかさせてもらいます!!更新頑張って下さい!!! (2019年3月14日 16時) (レス) id: 93ec774767 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:時雨彩 | 作者ホームページ:http:  
作成日時:2019年3月12日 18時

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