文豪たちの観察日記 十二冊目【文スト】

夢主が文豪の血を飲みたがった日。*ユエ様リク* ページ22

前話の続きです。戦闘中に文豪の血を見た夢主が欲を抑えきれずに聞きました。
夢主の異能力:狂乱の仮面
相手の血を飲むことで相手と同じ異能力を1日だけ使える。



中島敦
『ねえ、敦君。その血、飲ませてよ。』
「だ、駄目だ！君の異能力が分からない以上勝手な動きはやめてもらう！」
え、拘束プレイ？でも、敦君ならいいよ。と貴女が不気味に笑うと少し顔を強張らせます。
貴女の強さが分からない為緊迫しています。



太宰治
『ねえ、太宰。その綺麗な血、飲ませてよ。』
「君の異能力には何の効果もないのに？…別に、構わないけれども…。」
私の性癖なだけよ。と息を荒くして彼の血を飲んだ隙に貴女を気絶させようとします。
しかし貴女も強い。素早く避けて血だけ飲みます。



江戸川乱歩
『乱歩さん。私、我慢できない。血、飲ませて？』
「君はつくづく不思議だ。異能力は得られないのに。そんなに僕の血が好きなのか？」
甘い匂いがして好きなの。と恍惚な笑みを浮かべて言い彼の頬から出る血を飲もうとした途端に彼に掴まれキスされます。深めの。



芥川龍之介
『飲んでもいいよね？だって美味しそうなんだもん』
「ふざけるな。貴様の異能を知りながら血を飲ませる馬鹿が何処に居る。」
捕まえようと躍起になりますが貴女はのらりくらり。
漸く近づけたかと思えば貴女からキスされて硬直したまま。


中原中也
『ねえ、もう興奮が止まらないの。飲ませてよ。』
「手前の異能力は厄介だからな。今日ばかりは受け付けられねえ。」
中也ぁ…。と甘えるような声を出して言うと、心が揺らぎそうになっていますが何とか我慢します。
貴女が舌打ちして彼を攻撃すると防戦一方になります。



ドストエフスキー
『ドス君の血ってドス君のその顔よりも綺麗だわ。私にもっと飲ませてよ。』
「ええ、どうぞ。貴女がぼくの異能を使えるところで結局貴女はぼくを攻撃しませんから。」
そんなのわかんないよ？と言うと、いいえ。分かりますよ。と微笑みます。
そして血を舐める貴女に触ってきてその気にさせます。



条野採菊
『条野君の血、もっと見せて？もっと飲ませて？』
「残念ながらそれは無理ですね。猟犬に寝返るというのなら考えましょう。」
いいよ。じゃあ寝返ってあげる。と言い彼の血を舐めるとニヤッと笑います。
どうしても貴女が欲しいのでしょうね。

敵夢主が妹を助けなきゃと呟いていた日。*桃華様リク*→←夢主が文豪にいきなり銃を撃った日。*レイラン様リク*

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