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よん ページ6

「…へ?」


頸を斬ったのは、金髪くんだった。
でも、鼻ちょうちんだしたまま鬼の頸を斬った…?
え、ど、どうして?



「はっ…!あ、あれ?鬼は!?

ま、まさか君が斬ってくれたの!?」



「…はあ?」


なんなんだ一体…。

鼻ちょうちんだしたまま斬った上に、その時の記憶がないのか…?

まあ、寝てるんだから当たり前か…?
いや、そもそも寝てるのがありえない…!



「ねえ、助けてくれたの!?優しいし強いんだねえええ!結婚しよう!」


「…はあ?」


ありえないことが2回連続起こったぞ…。

寝たまま斬ったと思ったら、今度は求婚…?

最初のが強烈すぎて、求婚の驚きが若干薄くなってるんだよなあ…。


「いや、結婚は無理。あと、鬼を斬ったのは君。覚えてないの?」


「こ、断られた…。
それと、俺は鬼斬ってないよ?君が斬ったんでしょ?

はっ…もしかして、俺が斬ったって嘘ついて、これから俺が怖がらないようにしてくれてるの!?優しい!結婚しよう!」


なんなんだこいつは…。ポジティブすぎる…。

しかもまた求婚されたんだけど…。


「結婚しないって何度いったら分かるの?
それに、鬼を斬ったのは君だって。自分の強さを分かってないんじゃない?それじゃ。」


「え、あ、待って!せめて名前を…。」



「…東原A。じゃあね。」



…あ、あの人の名前聞いてなかった。

まあいいや。同期だし生きていればまた会えるだろう。

…まあ、若干会いたくないけど。



「戻ったら師範に求婚されたこと言いつけてやろーっと。」



自分で言うのもあれだけど、師範は私のこと大好きだもんなあ…。ずっとひっついてくるし。

求婚されたこといいつければ、あの人の人生は終わりだ。まあ殺されはしないだろうけど。


そう考えながら歩いていると、今度はまた変な声が聞こえてきた。




「猪突猛進!猪突猛進!」


「…まーたうるさいのがきたよ…。」



突進されそうになったのをひらりと避けてその人のことを見ると、猪頭がいた。


































「…いや、変人多すぎね?」

*・゜゚・*:.。..。.:*・・*:.。. .。.:*・゜゚・*
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瑠璃 - 最っ高です!!続き見たいです!! (6月28日 15時) (レス) @page28 id: c061932b98 (このIDを非表示/違反報告)
はは - むいむいheart (2023年3月30日 18時) (レス) @page28 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 設定の年齢が実年齢と同じで嬉しいです❤️続きも楽しみにしています! (2022年4月1日 16時) (レス) @page2 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 誰オチですか?そもそも、オチって、いますか? (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - URLは、確かログインしている人しか出来なかった気がします。私も最初は、分からなかったので!参考になったら嬉しいです!上から目線ですいません! (2020年9月6日 10時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月9日 13時

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