検索窓
今日:18 hit、昨日:12 hit、合計:84,821 hit

じゅうご ページ18

「カァー!カァー!北東ニテ、蟲柱ト合同任
務ー!」


「えっ、さっそくしのぶさんと?分かった。」


一番最初の任務で柱とってあるんだ…。こっわ…。しのぶさんで良かった…。風柱さんとか怖いらしいし。


「了解。じゃあ師範、行ってきますね。」


「…胡蝶さんいるから大丈夫だとは思うけど、死にそうになったら逃げてよ。もし死んだりしたら許さないからね。むしろ行かないで。」


「刀折っても許さねえからな!」


「君は黙ってな。」


おーこわーいさっすが霞柱さまー。
…てか、私が死にそうになる訳ない。だって…。


「師範に教えてもらったので死にませんよ。」


「待っていつも以上にAが可愛いどうしたの。」


「…。」


ほら見てよ師範、刀鍛冶の方まで引いてるよ。さっきまでの性格と違いすぎて。そのくらい師範は変わってるんですよ。


「…まあいいです。行ってきます。」


「行ってらっしゃい。」


「刀折るんじゃねえぞ!」


刀鍛冶の方がそう言った後、師範の怒りの声が聞こえてきたのは気のせいだろう。うん。







*・゜゚・*:.。..。.:*。. .。.:*・゜゚・*


「あ、しのぶさん。お待たせしました。」


「いえいえ、全然待っていませんよ。大方時透くんがなかなか行かせてくれなかったんでしょう。」


「あはは、まあそんな感じです…。」


さすがしのぶさんだ、よく分かっている…。

刀鍛冶の方がいたし鬼殺隊に入ったからいつもみたいにうるさくなかったけど、それでも多少引き止めようとしていた。


「それにしてもAさんはすごいですね。刀が届いてすぐに柱との合同任務とは。やっぱりAさんには才能があるんですね。」


「…ありがとうございます。でも、しのぶさんほどじゃないですよ。

では、行きましょう。」


「そうですね。」


しのぶさんは、とても強い。それは鬼を斬る力だけの話じゃない。

大切なお姉さんを亡くしたのに、今こうやって頑張って生きている。

…まあ、元気かどうかは別だけど。



私が初めてしのぶさんに会った時、「何で作り笑いをするんですか?」とデリカシーなく聞いてしまった。その時、しのぶさんはすごく悲しそうな顔をしたのだ。

それからその話はしていないけど、きっと今でもお姉さんのことを忘れられていないんだろう。


「あ、そうだ。良いことを思いつきました」


「…良いこと、ですか?」


「はい。鬼を見つけたら、Aさんが斬るんです。私は見ています」


エ?

番外編!→←じゅうよん



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
144人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 時透無一郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

瑠璃 - 最っ高です!!続き見たいです!! (6月28日 15時) (レス) @page28 id: c061932b98 (このIDを非表示/違反報告)
はは - むいむいheart (2023年3月30日 18時) (レス) @page28 id: 37ce8859f2 (このIDを非表示/違反報告)
真緒 - 設定の年齢が実年齢と同じで嬉しいです❤️続きも楽しみにしています! (2022年4月1日 16時) (レス) @page2 id: f3449b7706 (このIDを非表示/違反報告)
琴音 - 誰オチですか?そもそも、オチって、いますか? (2022年3月24日 17時) (レス) id: 65eb06c570 (このIDを非表示/違反報告)
ノア - URLは、確かログインしている人しか出来なかった気がします。私も最初は、分からなかったので!参考になったら嬉しいです!上から目線ですいません! (2020年9月6日 10時) (レス) id: bbd6f120f3 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:渋谷の子供 | 作成日時:2020年6月9日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。