【ハイキュー】 同居者兼、使用人です。 【無気力組】

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朝食を食べ終え、それぞれ大学へ行く準備を始める。
5人全員が同じ大学に通っているため一緒に登校することも多い。

準備が終わり玄関へ向かう途中月島君とすれ違う。
すると月島君は私の髪を優しく持ち上げ、距離を縮めてきた


「えっ何っ！？」


無言で私の髪を触る彼との距離は近くてどうしていいか分からず
後退りするも、追い詰められるばかり。

「ここ、毛束でてるけどそういう髪型なの？」


彼の口から出た言葉は思ってもいなかった言葉。
驚いて彼としばらく見つめあっていると結んだ髪を指差す彼。

指摘された場所を触ってみると三つ編みをして横に流した髪から
盛大に毛束がとびだしていた。


「最近の女子の流行って理解できないなぁ」


にこり、と意地悪な笑みを浮かべる月島君は絶対に私で遊んでる。
こんな生活を続ければ少しは慣れるかと思ったけど私は未だに慣れないまま


「わざとじゃないよ！」

「あははっ本当にキミ反応面白いよね。
　すごいからかい甲斐がある」


そう言って私の後ろにあった壁に手をついて、所謂壁ドンというものをしてくる。
反応を楽しんでいる彼の前で冷静を保たないとまたからかわれるのだ。


・・・・と分かっていても
地元にいたときは男の子の免疫は0。慣れていないので私は大慌てしてしまう


「何してるの・・っちょっと退いて・・・」


目を泳がせながらそう言っても彼は聞いてくれるはずなど無く
更に距離を縮めてくるのだ。

いままでの使用人さん達もきっと色々な悪戯だの、煽りなどをされて
辞めていったのだろうと思うと気の毒に思う。

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