【ハイキュー】 同居者兼、使用人です。 【無気力組】

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この家に同居者兼、使用人として住まわせてもらうことになった
最初の1日目はこれが毎日続くかと思うと耐えられない！そう思ったくらいに
疲れたのを思い出す。

疲れるのは今も変わらないのだが慣れとは怖いものでこれが日常になっている。


いつも通り大学へ到着し、授業が終われば夕飯の買い物を済ませ家に帰宅。
そんなことはもうあたりまえになっているのだ。

頑張らなきゃ。そう思うのも毎日のことで。多少無理をしてでも
この家に住まわせてもらう限り頑張って家事をこなさなければいけない。


＊


ひとまず午前中の授業が終了し、私は外へと出た。

昼食はコンビニで買ったパンを木陰の気持ちいベンチに座って食べる。
それが私のいつの間にかついた習慣。

しかしここでも落ち着いてはいられない。
家に帰ったらすること、授業中に出された課題の確認、手帳にまとめた
予定を昼食をとりながら確認し始める。


「冷たっ！！」


突然、額に冷たいものがあたり反射的に声を上げた。
その後笑い声が聞えてきて顔を上げるとそこには赤葦さんの姿。


「相変わらず反応面白いね」


赤葦さんはそう言って笑いながら私の手に冷えたジュースを持たせてくれた。
さっきの冷たいものの正体がこれだったのだと分かると怒る気になれない。


「眉間にしわ寄せて、どうかした？」

「えっと・・・・特に何も。ただ課題とか色々あるんで
　予定を確認していただけですよ。」


笑って誤魔化そうとすると赤葦さんに頬を軽く抓られた。
驚いて目を見開くと赤葦さんは私の目を真っ直ぐと見て口を開く


「笑ったほうがいいと思うけど、その笑顔は良くない」

「えっ」

「無理して笑うことも時には大事だけど、一緒に住んでるんだし
　そこまで気を遣わなくて大丈夫だと思うけどな俺」

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