フュンフツェーン zm side ページ20
監視室から急いで出た。
聞きたくなかった。チーノの言葉を。
zm「...はよ、準備せな。」
あんな奴、1人で充分や。さっさと片付けて、Aに会って、絵を貰って、また花畑に行って__
俺は自室へ行き、ナイフを数本手にしてお偉いさん...もとい、クソ野郎の家へ向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
zm「ここか...」
扉を蹴破った。ベルを鳴らすだとか、声をかけるだとか。そんなことは一切しない。だってそんな時間、勿体ないやろ？
zm「ちーーーーっす！！」
mb「誰だお前！」
使用人らしきやつが俺に向かってきた。
手刀で意識を失くす。今殺したら情報聞き出せへんし。
そんな感じで4人ほど気絶させ、屋敷の中を歩き回る。
zm「なんやこれ。入るか。」
そこには、それはそれは豪華な...もとい、金に任せて作られたようなドアがあった。
俺はそれに何だかイラつき、そのドアも蹴破った。
クソ野郎(以下野郎)「だ、誰だ！！」
中にいたのはパーティーでも見た、あのクソ野郎だった。
zm「ちっす、我々国の軍のモンや。おっちゃん、あんた人を誘拐してるって、聞いたで？」
野郎「なっ！？なぜわかった！」
...こいつ馬鹿やろ。自分から言っちゃうとか。ガバガバすぎやわ。
zm「おら、あく案内するんや。」
野郎「はい...」
こいつ反抗もしないんか。何でそんな肝っ玉小さいねん。好都合やけどさ。
野郎「こちらです。」
地下室なんてあるんか。無駄に贅沢しよって。
zm「案内されたからもう用済みやな。」
そう言うとクソ野郎は顔を青くさせ、逃げようとしたが直ぐに気絶させた。
扉を開ける。地下室は普通の部屋と変わらなかった。
ベッドがあって、ラジオがあって。
Aはすやすやとベッドで眠っていた。今は昼だと言うのに。
きっと地下室やから、時間がわからへんのやろうな。時計も無いし。
何より、
zm「生き、てた...。」
Aの元に行き、そっと抱きしめる。
よかった。また会えてよかったよ。ごめんな。気づけへんくて。
『ん〜...だれ？』
ぺたぺたと顔を触られる。
『この顔の形...ぞむ？なわけないか。』
zm「せやで。ゾムやで。」
『うっそ...』
Aは俺が何故ここにいるのか分からないようだった。
zm「取り敢えずここから出るで。白杖持って。俺はAのこと運ぶから。」
『お、おう。よろしく。』
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Nanaki(プロフ) - すみれいんさん» ぴえっ！？ありがとうございます！！何度も読んで頂けているとは…書いていて感謝されたのは初めてです！この作品は思い入れがあるので、そう言って頂けて嬉しいです！幸せ！！！！！ (2020年4月16日 2時) (
レス) id: 421b2f6c3f (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 何度読んでもいい作品です。ありがとうございます！！ (2020年4月16日 0時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - yukinaさん» えへ。休み休み次からも頑張る！コメントありがとう！！ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - ムリすんなよ？休むことも大事なんだからな？ (2019年12月15日 22時) (レス) id: 8d2558e81e (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - mo4さん» でしょでしょでしょでしょでしょ((ry (2019年11月30日 20時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanaki | 作成日時：2019年11月17日 23時
