アハト zm side ページ13
翌日。生憎その日は雨になってしまった。
でもすごく楽しみだったから、クリーパー柄の傘をさして広場へ向かった。
バチャバチャと足が水溜まりをはね散らかす。
もうAは来ていて、青の傘をさしていた。
zm「ちーっす！」
びっくりさせようとして肩を叩こうとする。と、その手は空ぶった。
『よ、ゾム。お前気配全然消せてねえよ？わかりやすいんだよなぁ。目が見えない代わりに俺は他の感覚が発達してるんだから。』
お前、多分こっそり何かするって向いてないw
と、草を生やされた。俺、暗殺隊隊長なんやけどな...
気を取り直し、どこに食べに行きたいかを尋ねる。
『メシもパフェも美味いとこあるんだ。そこ、まだ行ったことなくて...ピザが特に美味いんだって。』
zm「んじゃ、そこ行こ！」
ピザ〜ピザ〜美味い〜ららら♪
口に出していたらしく、Aに爆笑されてかなり恥ずかしかった。
『そんなにピザ好きなのかよ。』
zm「ピザは凄いんやぞ！」
そのメシ屋に着くまで、俺はAにピザが如何に素晴らしい食べ物かを語った。
ピザは美味くて、パフェもかなりいけた。甘さ控えめのもあるらしく、それを食べて。
意外とAは大食いで、具体的に言うとピザのLサイズを1人で4枚食べていた。
食べ終わった後は、天気が悪いのでAの家に行った。
これでいつでも家凸できるなぁ。PK。
家には性能のいいラジオがあった。
あとは..壁に大量の絵が描かれていた。Aが描いたんやろな。
『このラジオで、国営放送とか聞くんだ。なあ、先週の聞いた？幹部の鬱様、また浮気したって。』
俺その話本人から聞いたわぁ...多分一緒に聞いてたコネシマ辺りが暴露したんやろうな。
zm「聞いたわ。いやークズやってんな。」
『あそこまでいくともう逆に才能だよ...』
あっという間に時間は過ぎて、時刻は18時。
zm「楽しかったで！今日遊んでくれてありがとう！」
『こちらこそ。行きたかったメシ屋行けてよかったよ。...なあ、折り入って相談があるんだけど。』
zm「？ どしたん。」
『俺、ゾムを描きたい。完成したら、絶対に渡す。頑張るから。どう、かな。』
少し顔を赤らめて言うAの姿は正に女の子で、
zm「あれ、女やったっけ。」
俺は真面目に聞いたつもりだったが、あいつにはグーパンで返事をされた。
zm「すまんすまん。ふざけたわ。...描いてもらってもええ？」
『ありがとう！でも今週俺予定あるから...6日後でもいいか？』
zm「おん！」
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Nanaki(プロフ) - すみれいんさん» ぴえっ！？ありがとうございます！！何度も読んで頂けているとは…書いていて感謝されたのは初めてです！この作品は思い入れがあるので、そう言って頂けて嬉しいです！幸せ！！！！！ (2020年4月16日 2時) (
レス) id: 421b2f6c3f (このIDを非表示/違反報告)
すみれいん(プロフ) - 何度読んでもいい作品です。ありがとうございます！！ (2020年4月16日 0時) (レス) id: a715f4eb82 (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - yukinaさん» えへ。休み休み次からも頑張る！コメントありがとう！！ (2019年12月30日 11時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
yukina(プロフ) - ムリすんなよ？休むことも大事なんだからな？ (2019年12月15日 22時) (レス) id: 8d2558e81e (このIDを非表示/違反報告)
Nanaki(プロフ) - mo4さん» でしょでしょでしょでしょでしょ((ry (2019年11月30日 20時) (レス) id: 98fbb2e461 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Nanaki | 作成日時：2019年11月17日 23時
