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51話 お泊まりできるの!? ページ7

放課後、吉田くんが教室に来てくれて、涼太に数学を教えてくれました。
私もわからないところが2問ほどあったので、教えてもらうことに。


吉田くんの教え方は上手くて、とても参考になる。涼太もすぐに解き方を覚えたりしていたから、吉田くんに頼んでよかった。




完全下校の時間の10分前となった。
お礼を言って、今日はもう帰ることに。
今度シフォンケーキでも作って渡そうかな。


吉田くんに一緒に帰らないかと誘われたけど、幸ちゃんが待っているので、一緒でも良いかと言ったところ、

「あ!いや!邪魔するといけないからいいよ!ごめんね!」


と言い残して、走って帰ってしまった。
ちなみに涼太は電車の時間があるということで、吉田くんの後をついて走っていった。



もう見えないや。2人とも足速いな〜。






『幸ちゃんお待たせ〜。遅くなってごめんね』


「俺も今来たところだから、大丈夫だ。帰るか」


『うん』



今日の勉強を見てて、涼太の成績は上がっているんだけど、まだインターハイ予選に出れるかどうかの確証がない。

私は思っていることを、幸ちゃんに話した。




『幸ちゃん、涼太の事だけど、今のままじゃ試合行けるかどうかわかんないや』


「マジかよ。アイツどんだけ勉強してこなかったんだ...」




中1レベルの英語の問題が解けなかったことは、幸ちゃんに愚痴ったので知っています。
それを言った時に、幸ちゃんの顔から表情が消えたのは、鮮明に覚えている。




『しかも、明日学校行って勉強しても土日挟むから、教えれないし...どうしよう』


「んー...」




すると、幸ちゃんは何か思いついたようで、あっと声を上げる。




「泊まりで勉強会開いたら良くねえか?レギュラーでよ」


『勉強会?誰の家でやるの?』


「お前の家が一番広いだろうが、流石にアイツら連れていくとうるせえからな...俺ん家でいいだろ」





ちょうど森山先輩が、
「青春したい!誰かの家泊まったりとか!勉強会とかさ!!!」
などと、言っていたらしく、幸ちゃんはそれに呆れていたらしい。





だけど涼太のこともあるし、なんならその願い変えてやるかという思いで、その考えが浮かんだらしい。





『ん...?それって私も幸ちゃんの部屋にお泊まりできるの!?』


「お前は普通に自分の部屋で寝ろ!」




折角幸ちゃんのベットを堪能出来るかと思ったけど、残念だ...

52話 賑やかですね→←50話 ちゃんと睡眠とってね



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設定タグ:黒子のバスケ , 笠松幸男 , 黒バス   
作品ジャンル:アニメ
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笠松もみじ(プロフ) - シャンプーさん» 作品を読んでいただきありがとうございます!面白いと言ってもらえる展開を書いていきたいと思いますので、これからもよろしくお願いします! (2018年1月26日 10時) (レス) id: a42261d885 (このIDを非表示/違反報告)
シャンプー - 小説面白いです!初めから一気に読ませて頂きました。次の展開が楽しみです☆更新待ってます(≧ω≦) (2018年1月24日 21時) (携帯から) (レス) id: 170aaa5bac (このIDを非表示/違反報告)
笠松もみじ(プロフ) - 氷食症さん» 面白いと言っていただけて幸いです!更新頑張らせていただきます! (2018年1月1日 20時) (レス) id: a42261d885 (このIDを非表示/違反報告)
氷食症(プロフ) - めっちゃ面白いです!!!更新お待ちしております! (2018年1月1日 17時) (レス) id: 4abaca475b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぴよ子 | 作成日時:2017年11月12日 15時

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