木の葉の氷3[NARUTO]

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飲み会は二次会も行われ、酒のはいった大人達に振り回された結果帰宅する頃には深夜を迎えるところだった。


A「これからあの人達と…か」





仲良く出来るよう頑張らないと！





そう意気込みながら一人夜道を歩くA。


A「カカシさんにばかり頼ってないでもっと自分で…………あぁ！！」


カカシに連絡するとこもなく深夜まで出掛けていたことを思い出し大声をあげる。


サッと口に手をあて小声で「ごめんなさい」と謝るA。





どうしよう！カカシさんに何も言わないでこんな時間……！心配してる、かな？私のこと待ってたらどうしよう！





焦りながらもマンションへと走り出す。


たどり着くと階段を使わず跳んで上り、ドアを開けた。


A「カカシさん！！」

カカシ「あ、おかえり〜」

A「へ」





タオルと、髪が少し濡れてる……お風呂入ってたんだ………





カカシ「随分と遅かったけど、何かあった？」

A「え、あ…研究を一緒にしてくれる人達と、その……飲み会？をしてました」

カカシ「じゃあ食べてきたのね」

A「はい…あっ！カカシさん待ってました！？」


そう聞くとカカシは首を横に振った。


カカシ「ま！研究の事は聞いてたからね。予想して食べちゃったよ」

A「あ…そう、ですか……」

カカシ「………緊張して食べ損ねた？」

A「い、いえ！違います！」

カカシ「そう？」

A「はい！…えっと……わ、私、お風呂行きますね！」


そそくさと風呂場へと入り戸を閉める。


A「…………」





まただ。あの時のような、モヤモヤした感じ…………





気候や環境のせいじゃない…。なんで……？





A「心配…されたかったのかな……」





そんなことはない…………はず

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