木の葉の氷3[NARUTO]

102（カカシside） ページ13

(カカシside)





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カカシ「A……任務…いや、いつからそこに」

A「カカシさんが来る前からです」





それって一部始終見られてたってことじゃないの…





頭に手をやりながら項垂れ、ため息をつくカカシ。


するとAは焦りだす。


A「あ、えと、偶然です！わざとじゃないんです！カカシさんすぐ帰ると思って待ってただけで…」

カカシ「そんなことないってことは、まだお役御免じゃないってこと？」

A「ぇ…」


弁解していたAはその言葉に固まり、そして俯いた。


A「カカシさんがいないのは、嫌です……けど、傍にいるのも、嫌で…………自分でもよく分からない、です」





どっちにしても嫌、ね……。そろそろナルトも任務に出られる具合になるしこの状態はよくないんだよねぇ………





カカシ「よし！だったら俺らなりに解決しよう」

A「俺ら…なりに？」


顔を上げ、首を傾げるA。


カカシ「そ。まずは今までのように生活してみる。てことで、手合わせするぞ」

A「！……はい」





そう嬉しそうな声色で返答したAの視線は下を向いた。

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