101(カカシside) ページ12
(カカシside)
ーーーーーーーーーー
カカシ「綱手様、A見ませんでしたか…!?」
帰ってみれば家の中は真っ暗で、電気をつけるとテーブルに一枚の紙があることに気がついた。
今までなら俺のことを探し回って言いに来ていたはずのAが置き手紙。違和感を覚え綱手様に聞きに来た。
綱手「Aなら任務だ」
書類から目を放さずにそういう綱手。
カカシ「任務?」
綱手「ああ。何をそんなに焦っている」
平常心を保っていたはずが、焦りは隠しきれていなかったか…
カカシ「いえ……行方知れずってわけでないならいいんです」
そう一礼して退室しようとすると、名を呼ばれ呼び止められた。
綱手「Aの事は黒狐から聞いている。ナルト同様、暁に狙われていることも。この事態は軽く見ることはできない。が、少し過保護になりすぎてはいないか?」
カカシ「!…過保護、ですか……」
綱手「既にAは中忍で自身のことも自分で考えられる。子供扱いし過ぎだ。もっとAの強さを信じてやれ」
カカシ「…はい」
………
……
…
Aが弱くない事は知っている。実際手合わせは昔より余裕がない。俺が。
強さを近くで見てきて体感もしてるけど、姿が見えないと心配しちゃうね、どーも
カカシ「Aに避けられてるのはそういうところなんですかね」
と、声をかけた対象はAの父親でありカカシが暗部にいた頃の先輩であるカナタの墓石。
夜を二度越しても解決しなかったため、相談に来たのだ。
カカシ「ま!三十も過ぎておっさんと思われてるところも…」
自分で言ったけど、結構堪えるな……
カカシ「カナタさんに言われたのでずっと近くで見守ってましたが、もう俺は不要ってところでしょうね……」
?「そんなことないです!!」
カカシ「!?」
墓石から声のした正面に視線を動かすと、そこにはAが立っていた。
849人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
那々未 - 絶対に無理はしないでください。 (2020年2月27日 10時) (レス) id: 70f98bd1d1 (このIDを非表示/違反報告)
和弥(プロフ) - 那々未さん» なるだけ更新速度はあげるつもりではあるので、コメントを励みに頑張ります!コメントありがとうございます! (2020年2月25日 7時) (レス) id: 46187c734e (このIDを非表示/違反報告)
和弥(プロフ) - プラチナ210さん» 大変お待たせいたしました!パワーアップして……とはなってませんが、頑張りますね!お気遣いありがとうございます (2020年2月25日 7時) (レス) id: 46187c734e (このIDを非表示/違反報告)
那々未 - 私も続編が気になります早くまた読みです。これからも頑張ってください。楽しみにしてます (2020年2月24日 11時) (レス) id: 70f98bd1d1 (このIDを非表示/違反報告)
プラチナ210(プロフ) - 待ってました!!これからも無理しない程度に頑張って下さい!!お体には気を付けて!! (2020年2月16日 15時) (レス) id: 3a9bdddb3f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:和弥 | 作成日時:2020年2月15日 20時