氷の人見知りちゃん[NARUTO]

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今日は変化の術のテストだった。





今回は三代目火影様に変化。





ナルトくんはいつも通り、上手くいってなかった。





本人より小さく、顔も違う。





二回目も同じで皆笑っていた。





イルカ「ハァ…次、A」

A「！はい」


『ボフン』


イルカ「合格。次は…」


ナルト「何でいつも寝てるやつが合格なんだってばよ！」


と、Aを指す。


イルカ「まぁそうだが…これはどう見たって合格だ。……ナルト、もう一回やるか？」

ナルト「やってやるってばよ！！」


『ボフン』


三回目も変わらず失敗するナルト。


全員「ぎゃはははは！」

………





……





…





今日も無事に学校が終わった。





…本屋寄ろう





A「！」





本屋に入ると、忍術のコーナーにナルトくんがいた。





そういえばナルトくんも独りだったなぁ





本読んでるんだ……。実績はみたことないけど





…それって本は意味ないってことかな？





いや、ないよりはずっといい。………と思う





A「あ、台…」


今回は台を持ってきて、上にある本をパラパラと確認する。


A「違う………これもダメ……」

？「…ぃ……！」

A「…これもかぁ……」

ナルト「おい！A！！」

A「！は、はい！？」

ナルト「そこの緑の本、取って欲しいんだけど…」

A「こ、これ？」

ナルト「そう！それだってばよ！」


言われた本を取り、ナルトに渡すA。


ナルト「サンキュー！」

A「う、うん…」


ナルトは緑の本の中を確認する。


と、満足そうに頷いた。


ナルト「じゃーな！」

A「う、うん…」





ナルトくんが見た本、まだ見てない……





A「あ……これ、分かりやすい…」


中を確認すると今まで見た本の中で一番分かりやすいものだった。


A「ほぼ全部パラパラと見たし、これが一番良さそうだし………」





…うん、これにしよ





ナルトくんと同じになっちゃうけど、いいよね…

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