氷の人見知りちゃん[NARUTO]

45（サクラside） ページ46

サクラside





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寝てる間の話だよ！
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サクラ「ヒマね…」





カカシ先生が寝てから、再不斬を倒したと言う安心感もあり何もすることがなかった。





ナルト「あのさ！あのさ！カカシ先生のマスクの下、気にならない！？」





と、ニコニコしながら私達4人を見るナルト。





サクラ「……そうね…どんな感じなんだろう」





隠されていると気になるわよね……





……そういえばAちゃんも…フードを深く被っているから顔見たことない…





サクラ「Aちゃんも顔隠してるよね」





隅に体育座りして壁に寄りかかるAちゃんにそう言ってみたが、反応がなかった。





近づいてみると静かな寝息が聞こえ、寝ていることが分かった。





サクラ「Aちゃんも寝てる…」

ナルト「また寝てんのかよ！…夜寝てないのかな？」

サクラ「知らないわよ…」





………バレないよね…





私は好奇心に負けてソッとフードに手をかけ、上に持ち上げる。





と、銀髪の…長い前髪が見えた。





私と同じ理由かなと勝手に考えると不思議と親近感がわく。





ナルトも気になったのかこちらに来てAちゃんを見る。





前髪も上げてみると整った顔立ちが見えた。





サクラ「……なんで隠してるんだろ…可愛いのに… 」

ナルト「寝顔見てもあまり分からないってばよ」

サクラ「バカね。見たら可愛いことぐらい分かるじゃない！」

ナルト「？」





話にならない……。





前髪もフードも元に戻し、ナルトの方を見る。





サクラ「カカシ先生寝てるし、今なら大丈夫なんじゃない？Aちゃんは起きなかったし…」

ナルト「………」





ナルトはカカシ先生に静かに近づき、マスクに手をのばす。





私も近づいてジッと見つめる。





と、カカシ先生の目が急に開いた。





サクラ&ナルト「ギャー！！」





私は尻餅をつき、ナルトは盛大に後ろへ倒れる。





サクラ「バカ！もっとうまくやんなさいよ。もう少しでマスクの下見れたのに」





と、カカシ先生に聞こえないよう小声で叫んだ。





結局カカシ先生の素顔は見れなかったなぁ





……Aちゃんの素顔もはっきりと見れてはいないけど…

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